芹と金柑とご近所さん

春爛漫!と思ったら、花冷えで今日はほんとに寒い。我が家は3人ともしっかり風邪をひいてしまいました。今年はチョロチョロっと横目で桜を愛でているだけで、ちゃんとお花見もしていない。そして明日からはもう4月!娘も保育園で「おひさま組」から「みず組」へ進級です。大きくなったもんだ。何だかすっきりしない日々ですが、お母さんも気合い入れ直して頑張りまっす。
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さて風邪なんで、あんまり遠出もできず近くを散歩していたら、芹(せり)が生えていたので、てらさんと摘んできておひたしにしたら、とっても柔らかくて美味しかったです〜。都会近郊で育った私に、こういうことを色々教えてくれているのは、ご近所のおばちゃん。猫をたくさん飼っているので、うちでは「猫のおばちゃん」と呼んでいて、てらさんのことも大層可愛がってくれていて、1日に何度も行き来するぐらいの仲良し。我が家の付近は本当にご近所さんがとても親切で、なんだか大家族のようなワイワイ生活。旬のお野菜やお魚を持ってきて下さったり、お惣菜を分け合ったり、向かいのおねーさんなんて、焼き立てのパンを差し入れして下さったり!(うちはもっぱら、頂くばかりで申し訳ないのですが)風邪を引いてるのはもちろん知ってるし、2日もいなかったら「何処行ってたの?」と言われる(笑)。でも決して生活に干渉してくる感じではなくて、気にかけて下さっている優しさが伝わってくる。そんな心遣いが本当に有り難く、皆さんのおかげでここで豊かな生活が出来ています。

週末に熱帯雨林保護団体の南研子さんにお会いしたのだけれど、パワフル研子さんは「日本の核家族化がお母さんや子どもを孤独化させ、引きこもりや自殺などの心の病を作っている」と言っていた。納得。都会にいると、頑張らない限りちゃんとしたコミュニケーションって取るのが難しかったりする。ウチの回りは、人同士の助け合いが普通に日常的にあって、とにかくほっとします。てらもそんな所で人生が始まって、幸せだなぁと思う。
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こちらは「猫のおばちゃん」が下さった「金柑のみつ煮」と、名古屋の祖母がくれた「金柑ジャム」。これがまた風邪に良く効くとですよ。

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