イギリスを統治しているのは誰?

今日は、Norman Bakerというイギリスの国会議員が話に来てくれました。環境問題に関してとても関心が高い人で、まともな政治家という感じでした。政治家でほんと弁がたつな〜と感心。要点は二つ。

1/イギリスを統治しているのは誰?
国のパワーを握っているのは誰かと聞かれたら、たいていみんな政府や政治家だというだろう。でもそれはパワーの一部にすぎない。他のパワーは?と聞かれたら、まず、スーパーマーケット。イギリスでは四つの巨大スーパーが売り上げの85%を握っている。巨大スーパーが商品ラインナップに環境に配慮したエコロジー商品を加えるだけで、消費の大転換がおこせる。

次にメディア。それから最近では例えばグリーンピースのような、数々のプレッシャー・グループ。(イギリスでは、日本とはくらべものにならないほどNGOの力が大きいんです。)それからアメリカ。アメリカがどういう国策をとるかによって、イギリスの方向性も変わってくる。(これは日本も全く一緒)

2/環境問題を活性化させていくためのドライバーは?
一番重要のなのは、エコノミック・インセンティブを与えること。お金を、財布を巻き込む事。税金でもいいし、「安くなりますよ〜」といううたい文句でもいい。次に、政府の構造をかえる。運輸省と環境省が別々に仕事をしていてもことは遅々として進まない。横断的にいろいろな部署にまたがって政策を立てて行く必要がある。それから”sell the good thing” つまり何をしちゃいけない、ではなくって、何をするといいよー、とか気持ちいいよー、というメッセージに変えて行くこと。