上勝町滞在記 (day 3 & 4)

Day 3 (自由研修 & もったいない生活を知る)

おはようございます!毎日こんな感じで研修が始まります。ローカルなバス停でバスを待つ研修生たち。今日はどんな所に行って、何を感じるのでしょうか?しかしこの研修。あまりきっちりとスケジュールが決まっておらず、全てがお膳立てされていないのが良い。初めはとまどいもあったものの、「大人なんだから自分で考えて動きなさいよ」ということなんだろうな、と納得。




私はやっぱり「ゴミゼロステーション」へ。「ゴミゼロ」は今回の研修の中では、あくまでも数多ある地域政策の一つという感じなのだけど、やっぱりこの「もったいない活動」は素晴らしいと思う。ここに町民の方が自らゴミを持ち込み、34分別しています。私たちも仕分けのお手伝いをしました。プラスチックゴミのいかに多いことか!!


事務局長の藤井そのえさん。毎日、視察の人たちのためのツアーなどのお仕事で大忙し。私はこの研修で、彼女のドキュメントを撮影することにしました。

大好きな、「くるくるショップ」。ここのものは全部ただで持ち込まれ、ただで持ち帰れる。日本全国、各地域にあったら良い共有スペースです。

「くるくる工房」では、今日も町のおばぁちゃんが、リメイク品をせっせと作っています。高齢者の元気アップ!ということにもつながっているようです。


今回の研修で一番悩ましいのが、林業の話しだ。「日本の木材が売れなくなり、山は手入れをされずに荒廃し、林業従事者も仕事を失い都会に働きに出かける…」話しには聞いていたけれど、こんなに切実な問題だったとは。木材の価格は、20年前と比べて、10分の1。海外からの安い材木が入ってきていることもそうだが、住宅自体の需要自体が低迷していたり、代替素材が出てきていたりしていることが、価格暴落の原因。来週行なわれる競りの準備をしていたおじさんは「明るい兆しは全くない。助けて下さい」と話していた。地域でどうこうできる話ではない。国政レベルで、国際炭素税や森林環境税を導入するという話もないわけではない。3月20日に開かれた「経済危機克服のための有識者会合」には、上勝町長も出席し、麻生さんに申し立てをしている。経済面もそうだけれども、お金にならなくとも、森を綺麗に整えて荒廃をストップするような所までは持って行かなくてはならない。上勝の森を見て生活していると、美しいのやら気が重くなるやらで、ちょっと複雑な心境です。




午後は森の中をお散歩して、町の長老の「のぼさん」宅へ。森林浴、最高でした。森には文化があります。その片鱗を見ました。「のぼさん」はわらでなんでも作ってしまう大工さん。昔は、あるもので全て手作りしていたそうな。暮らしの原点です。


夜は、上勝町を有名にした、2億円のツマビジネス「いろどり」の方たちとの交流。(「働きたい人が、働きたい時だけ、という個を大切にしたビジネスが大事」横石社長、アツかったです)またまた盛りだくさんの「上勝を感じる一日」でした。

Day 4 (自由研修)


今日も快晴の上勝町。もうここにどっぷりで、頭が東京モードに切り替わりませぬ。

今日も自由研修ということで、 あっちで聞き込み、こっちで取材。お宅訪問もさせて頂き、Iターンの方々が実際どんな生活をしているかも見せて頂きました。今回の研修は「田舎を活性化するプランを考えて下さい!」という主旨。自分たちが田舎に引っ越して来ることも想定されているようだけれど、私たち、上勝に引っ越してきたいか?うん。全然悪くないと思う。仕事もいろいろありそうだし、インターネットもあるし、人も良いし、環境も良いし、全然問題なし。というか上勝は、持続可能な地域を目指している、日本でもかなりの異空間という気がします。この町にうずまいているポジティブなエネルギーは半端ないですよ。今日もおばぁちゃんにインタビューしたら「地域規模ではなく、宇宙規模でものを考えています」というコメントでしたよ。もうため息です。今、住んでいる鎌倉は大好きだけれど、上勝移住もありだな、と本気で思っています。「田舎に移住!」っていうと、すごい大決断のような気がするけれど、さくっと3ヶ月とかね。そういう気軽さで住む場所を変えたり、仕事を色々試したりしたって良いと思う。そういう時代です。しかし今のところは、遠隔から自分に出来る事をしていこうと思っています。今回の研修で得た知見を色あせさせずに。

午後には、テラとお散歩にも行きました。桜を愛でながら、橋を渡り、小川を超えて、どこまでも〜♪ テラがいやに元気なのは、この開放感からなのか、ママがリラックスしているからなのか。