トランジション・夏フェス@小金井

すっかり秋…と思ったら、台風一過でまた残暑。民主党圧勝で、これからの日本のシフトが楽しみですね。ジワジワとだろうけれども、何かが確実に変わっていく予感がします。

さて先週の日曜日は、トランジション・タウンの全国集会に参加するため、小金井へ!「トランジション・タウン」とは、脱石油型社会へ移行していくための地域の草の根運動。2005年にイギリスで始まり、日本でも現在8つの町(藤野、小金井、葉山、鎌倉、相模湖、高尾、都留、鴨川)が名乗りを上げています。トランジション・ジャパンという推進団体も出来ていて、地域活動として多いに盛り上がっている感じ。それぞれの地域で何をやっているのかのお披露目会と情報交換をしよう、というわけで、はじめてトランジションを志す全国の仲間が一同に会したのです。


「それぞれの地域にすでにある資源に着目し、それらが持つ可能性や特質を最大限に引き出す」というのが、トランジションの手法でもあるため、取り組みは各地それぞれ。例えばこちらは、神奈川県藤野町の紹介ブース。保存食の作り方講座、植物のタネを交換するタネバンク、ソーラークッカー作りワークショップ、映画上映会、心と魂の集い(最近の心のあり方を確認し合う、ゆるゆる話せる場を毎月最後の大安の日に開催)、草木染め体験、かわら版の発行などなど…. 本当に色々なプロジェクトが進行中!今回の参加人数も多くって、一番盛り上がってる気がしました。そして来春には、里山長屋プロジェクトで進めている4世帯同居の長屋が完成します!ちなみに一世帯2800万円ぐらいだそうですよ。みんな、とっても仲良しです。詳しい活動は、彼らのブログをどうぞ。




こちらは、今回のイベントのホストをして下さった小金井。こんな未来予測の新聞、素敵じゃないですか?小金井では、市民講座として「アーバン・パーマカルチャー」を学ぶ会も始まるというのだから、素晴らしいです。かなり濃い内容を、市がバックアップしてくれて無料で受講できるなんて!「小金井農業マップ」というのも制作していて、ハイクオリティー。(写真に写ってるキョーコちゃんは、秋から世界各国のエコビレッジ巡りをする旅に出るそうな!)



お隣さん葉山は、海の近くの町らしくワカメを売ってました。魔法のコンポスト機、キエーロも大好評!そして今まで全く知らなかったトランジション都留(つる)の皆様!「トランジションに必要なものを展示しました…」というワイルドな展示は、動物(にわとり)…. そして人間!安田さんという何でも作れちゃう職人さんが、もくもくとテーブルやら花瓶やらを制作していました。都留では、天ぷら油の回収も始まっていて、今は2台の車がバイオディーゼルで走っているそうです。




そしてジャーン、我が鎌倉ブース!仲間の義信くんとおもさんが、鎌倉の仲間(ミスアプリコット一花屋)の商品販売や、いつも集っているソンベカフェ、そして鎌倉山パーマカルチャーガーデンの紹介に大忙しでした。



何でも物々交換の会「くるくる」も開催しました!持ち込まれた品は多くはなかったものの、ブースに来てくれた人達はみんなとても興味を持って下さって、くるくるの輪が広がった感じ。(次回くるくるは9月5日、大船の鎌倉芸術館で開催します!)おもさん、この靴はもらって帰ったのかな?


子供達への絵本読み聞かせもやったよー



そして恒例のオープンスペーステクノロジー!(って何?という方はこちらをご参考に。)「トランジションをどうやったら楽しくやっていけるか?」というテーマで話し合いました。サブテーマは「トランジションという名称を使うことについて」「お金や仕事を地域でまわす」「異なる場をどうつなぐか」など。

…で私は残念ながら、風邪っぽくてここら辺で退散してしまったのですが、今回参加させてもらって、感じた事をいくつか。

・同じビジョンや課題を抱えて地域で活動している人達とつながれるのは、とても励みになるし、刺激になった一日でした!ただ各地域とも、それぞれがとてもこじんまりした仲良しグループ内で趣味程度に行なっている活動止まりで(まずは自分たちが楽しく始めるというのが鉄則だと思うけどね)、「行政とのつながり方について」など、次なる一歩についての経験や情報共有が出来なかったという点では、少々物足りなさも感じたのも事実。

・「トランジション」という名前を使って活動すると抵抗感や敷居が高いと感じる人もいるのだけれど、どうしたら良いか、という私の問いを思い切って投げてみると、皆さん実は全く同じことを感じていたのにはびっくり!この件に関しては、トランジション・ジャパン内でも色々な意見が出たそうなのだけれど、同じ名称を使うということで、世界各地の動きともつながりも持てるし、かえって日本語に変換するよりも意味不明が逆に色々な活動をつなげるために色をつけずに良いのでは?という意見もあったそうです。名称はなんでも良くって(例えば鎌倉であれば「かまわ」とか)、大事なのはビジョンを共有することだよねー、という共通認識が持てたのは良かった。

とにかく、まだまだこれからのトランジション・タウンの活動だけれど、Think Globally, Act Locally. 今の旬は、住んでいる地域そのものの意識や仕組みを変える活動です!いろいろな人達と楽しくつながりあって、小さな芽が大きく大きく各地で花開いて行きますように。そして多くの人達が刺激されて、各地でトランジション・タウンの動きが始まって行きますように!