xChange A/Wご報告と、イロイロ思うこと

9月はなんだか猛烈に忙しかったので、どれぐらい経済的には潤ったのかしらん?と思い、スケジュール帳を見返してみると …. ヒトケタ代!!鎌倉での地域活動とかxChangeとか、ソーシャルな活動をたくさんしていて、心も関係性もとっても豊かなので良いのだけれどね〜。考えようによっては、xChangeで素敵な服もゲットできているし出費がおさえられているからOKなのだけど、家賃とか現実問題もあるわけで、生活自体が持続可能でなければ、しょうがない。そして「丹羽さんって、すごくいつも忙しそう」というイメージは払拭したい。そして「忙しそうだし、すごく稼いでるんでしょう?」と言われるんですけど、全くのマヤカシですのでっ〜〜!

さて今日は久しぶりにお家でゆっくりの日なので、先週のxChangeのご報告です。


いつもおせわになっている代官山+ING ATTICにて。日曜日は200人以上、平日もひっきりなしにの参加者。たくさんの方が来て楽しんで行かれました。

お洒落な空間に素敵な洋服がずらっと集められました。今回はATTICスタッフが設営から当日の迎え入れから撤収まで、全てを愛を込めて担当して下さいました。感謝!xChange@ATTICバージョンが確実に育っていて嬉しいです。私もセーター3着、ワンピース2着、パンツ2着頂きました☆☆☆ michiさん、mapさん、デラオさん、moeさん、ありがとうございます。メッセージとともに、古着を愛用させて頂きますね。(すでに今日、michiさんのラメ入りあたたかセーターを着ています)これで新品を全く買わずに、今年もお洒落に秋冬、過ごせそうです!


お友達のhideyoちゃんが、おばさまが持ち込まれたスカートをゲット。今まで何度も来られていたおばさまでが、それまではコミュニケーションはさほどなく物色に徹していたそうです。でも今回ばかりは「私の古着がこんなお洒落な方に着て頂けるなんて、嬉しいわー!」と写真を撮られたりして大喜び。xChangeの醍醐味が伝わったかな?

エピソードタグもboy美術部お手製のものがお目見えしました。ちょっとしたメッセージで心がホワッとあたたかくなり、一つ一つのものを大切にしようという気持ちがぐっと増すんです。


今回は、ドネーションボックスならぬ、ドネーションソックスがお目見え!boy美術部&Dai、ありがとう。

ドネーションは、4日間で、26,695円頂きました。経費7206円差し引いて、13489円の黒字です。この分は、次回xChange制作費に当てさせて頂きますね。

今回のxChange。初めてアンケートをとりました。126人の方が協力して下さいました。そしたら、ものすごく大きな発見がいっぱいでした。一番嬉しかったのは、みなさんがこの会の主旨を、本当に良く理解して下さっているということ。

私自身は「お洒落は楽しみたいけれど、次から次へと服を消費する生活からはサヨナラしたい!」という、いわば大量生産、大量消費、大量廃棄のこと、つまり環境負荷を減らしたい、ということで始めたxChangeです。でもそれが「ものを介して人と人がつながる楽しさや、モノに対して深まる思い」みたいな、社会が求めているもっと奥深いテーマに行き着いているなぁ、と今回アンケートを読んでいて思いました。みなさん「かわいい服が無料で手に入った」ということだけでなく、「人とつながり合えた」ということにとっても幸せを感じているんですね。それがxChangeに秘められている宝物なんだなぁとつくづく思っています。

例えばこんなご意見:
「服というので人がつながる素晴らしさを感じました」「気持ちや志を交換し合うことで、どんどんxChangeが大きくなるんだと思いました」「こういう意識が世の中に広まって欲しいです。少し不便になるかもしれないけど、生きやすくなると思いました」「捨てたり古着屋に売ったりでは得られないあたたかみがありますね」「都内の中でも見知らぬ人と触れ合うチャンスがある事を認識!」「全く知らない人同士で、似合ってる〜などと話し合うのがとても楽しかったです!」「服の交換というイベントから、色々な交流がうまれているのだなぁと感じました」「人から人へのぬくもりを感じる」「良心で成り立っているイベントだなぁと思った。気持ちよくxChangeするために皆、気をつけていると思う」

そしてみなさん、純粋にxChangeを楽しまれています:
「自分が持って来たものを誰かが持って帰ってくれるのを見た時、とてもハッピーでした」「服を捨てる時、胸が痛むけど、次の誰かへのプレゼントにすると思うと、胸がはずむ」「シンプルな仕組みが良かったです。来る前までは物々交換だから、できるだけ長くいないといけないのかな、と思いました」「エピソードタグをつける所がとても良いです。前に着ていた人の想いが興味深く、大事に着させて頂こうと自然に思います。」「出品者のエピソードタグを読んでいて、服のバックボーンを色々考えさせられるのが興味深かったです」「何でもかんでも欲しくなるのかと思いながら来てみたら、そんなことなくて、ちゃんと着ると思えるサイズがあうものや好みの合うものを選んでいる自分や友人がいました。選択の意識って大切」「今まで着た事のない服を着ることもできる。ファッションの幅を広げられるのがよい」「なんかシンプルな喜びです」「エピソードタグの効果をあらためて感じました」

浪費を見直そうという思いも伝わっているようです:
「長いスパンでモノを見つめる事が大切だなぁ」「服の買い方を考えようと思った」「いつもものがあふれていると感じています。しかもフェイクのようなものばかり。この静かな感じの中で、見つめ直したいと思います。物欲を捨てたいですね」「選んだ物をまた家でちゃんと使うかよく考えました。クローゼットの中のものを大切にしているか、モノ、消費生活を見直しました」

そしてお金のかからない経済活動ということに関しても:
「周りに高そうな店が並んでるけど、負けてない!お金はあまり必要ない気がした」「無料っていうのは斬新だなと思いました。対価を払わないので、そこにはビジネスの関係が生じず、単純に文化的な営みとしての行為であるという意識があります」「お金の発生しないイベント。不思議な感じがしました」「物々交換は人同士の生活の原点にあるもの。そこに立ち返って開催しているものであり、でもとても斬新」「それぞれ交換し合うという、お金を使わずに行なうのが、今の社会ではなかなか行なうことができず、新鮮さを覚えました」「商品はお金で一切の感情をシャットダウンさせてしまうけど、xChangeは感情がどんどん広がって行く」「winwinなところがホントにいいと思う」

要望や改善点としては:
「試着スペースがあるともっと良いかも」「メンズがもっとあると良い」「自分の服をもらった人の感想が聞きたいと思った」「エピソードタグのアイデアやコンセプトを、来てくれた人へもっと強く訴えてみても良いのでは」「タグをあらかじめ付けて来れるようにできたらいいかも。ダウンロードできるとか」「洋服の消費の現状など、来た人に分かるといいかなと思います」「ここでゲットしたもので即席スタイリング大会とか?」

そして参加者にリピーターがとても多いことも分かりました。少しずつですが確実にxChangeコミュニティーが育っているんだなぁと改めて感じました。

一方で、「ひたすらぐるぐる商品だけを見ている人。イベントの心が分かってないのかなぁと残念でした」「あんまりバーゲン会場のような感じにならずに、落ち着いた感じでやって欲しいです」「前回のほうがお洒落な服が多かった気がします」と言ったご意見もあったんです。「目を皿のようにして物色だけして、たくさんの服を持って帰って行く人も何人かいた。そういう人ほど、ドネーションもいれず、人と会話もしないで帰って行っちゃうんですよね」という報告も受けました。前回2月に比べて、引き取り手のなかった服も増えました。xChangeが広まり参加者が増えているのはとても喜ばしいんですが、マナーのない方や参加の仕方が増えているのは、とてもとても残念です。

さぁどうしよう?このこと、スタッフの間でものすごく真剣に話し合いました。「開催前にトークをして、必ず主旨を分かって頂いた上で参加してもらう」「会員制にする」「参加費を頂く」「目に余る行為があった場合は、注意をして、すみやかにお引き取り頂く」など色々な意見が出ました。でもどれもあまり現実的ではなかったり、スクリーニングすることはxChangeのそもそもの主旨に反してしまったり、と悩んでいます。

とりあえずの策としては、xChangeのサイト上で登録して頂いたメーリングリストへの開催案内を送るのは、開催場所によっては今後ひかえようかと思います。というのは、ここに登録されている方はテレビ番組をご覧になった方が多く、その中にマナーが悪い方が入ってしまっているんですね。もちろんそうじゃない方も多いのですが、苦肉の策ということでご了承下さい。「私はxChange精神を理解しています!」という方は、どうぞどうぞ、ウェブサイトを頻繁にチェックするということで、よろしくお願いします。これは本当に頭がいたい問題。どんなコミュニティーを育てて行くときにも共通した問題かと思います。xChangeももう一度最初からコミュニティーを育て直し、という気がしています。何か良いアイデアがあったら教えてください!

アンケートに戻りますが、「是非、定期的に、もっと会を増やして開催して欲しい」という要望がとても多かったです。それに対して、自分でも企画したい、と言ってくれた人はたった二人でした。会場でお知らせがちゃんと出来ていないからなんですが、xChangeという企画、誰でも簡単に出来ます!私がなぜ開催しているかというと、物々交換という文化が広まって欲しいからなんです。開催を待つのではなく、自分でどんどん企画してやってみてください!ともっと言って行きたいですね。この辺は、xChangeのサイトにも、もっとはっきり書きました。

それからあまった服をどのNGOに寄付するのか、教えて頂きたいとい声が多かったです。xChangeのウェブサイトには書いてあるんですが、すみません、会場でちゃんとお知らせできてなかったですね。たいがいの場合、ファイバーリサイクルネットワークという所に寄付しています。ここは海外のリサイクル市場に送ったり、国内でウエスとして利用したり、100%リユース、リサイクルしてくれる業者です。それから商品価値がありそうだな、と思うものは、藤沢市のリサイクルデポというリサイクル屋さんに送りました。今回リサイクルデポに送ったのは、段ボール3箱(うち2箱は超巨大)。買い取り価格は652円(単品買取100円×6点、重さ買取64円)でした。(つまり3箱置くって、商品価値があると認められたのは6着のみというわけです。)リサイクルデポに送っているのは、お店の主旨に共感したこと(壁に大きく、地球温暖化を防止しよう!と書いてあります)、店長の鈴木さんと気が合ったこと、地元の会社に頑張って欲しいと思ったこと、というのが理由です。ここ数回、余った服を送らせてもらっているのですが、買い取ってくれることを知ったのは今回がはじめて!なので決して売れそうな服を集めて、ビジネスしようという主旨ではありませんので、あしからず。また箱の郵送費などは、皆さんからのドネーションを利用しています。ただ寄付先は、もっとダイレクトにおくれるところがないか、常に模索中です。アフリカに住む友人などに当たってみようかな。

でも本当は、寄付するだけの余剰な服が出ないのが理想なんです。ファッション業界のペースをスローにするしか、そして私たちが浪費を慎むしか、やっぱりない気がします。もっともっとxChangeのコンセプトが広がって欲しい。xChangeの発信しているメッセージを理解してくれる人たちが増えて行くことを願っています!全国に物々交換ネットワークが出来つつあるので、ますますお洒落にこれからもxChange展開して参りマース!アンケートのご協力もありがとうございました。ご意見、大切に参考にさせて頂きます。

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さてさて先日は福岡で物々交換を広めている「モノクル」に呼ばれて、トークをしてきました。CDや本など、色々な物で物々交換を試されている団体。トークに来てくださった方々もとても熱心で、良い仲間が増えました。

これからは学園祭シーズン!ということで、東海大学、明治学院大学、フェリス女子大学などでxChangeが開催がされる予定です。学生さんの間でもxChange、どんどん広がっています。東海大学ではトーク&ワークショップもしますよ☆