サティシュの教え3:瞑想のすすめ


今日から12月。サティシュが去って2週間ぐらい立とうとしているけれど、相変わらずその余韻にひたって暮らしています。自分はもちろん他の人に対しても、すごく優しくなれている気がするし、なんてことはない毎日を愛おしく思いながら生活できている気がします。

サティシュが来た日、我が家のトイレの日めくりカレンダーには「あなたがそこにいて、わたしがここにいるふしぎ」と書いてありました。サティシュは言いました。「今あなたがここにいるために、色々な生命が働き続けてくれている。それを思うだけで、感謝の気持ちであふれ返るし、今ここが奇跡的に満ち足りているということなんだ」

我が家を訪れる人は多いけれど、考えてみたらサティシュほど、すんなり日常にとけ込んだ人はいないよね、とイエローくんと話します。ビッグネームなのに、全く威圧感なし。何の要求もなし。唯一覚えていることと言ったら、寝る前に「お水をいっぱいコップに入れて、枕元に置いておいて下さい」ということだけでした。その場のあるがままを受け入れ、何の不平不満もなく生きるーそんな彼の生きる姿勢が多くの人を魅了してやまないのだと思います。

サティシュがいる間に何度となくご一緒したのが、瞑想でした。ちょっとビデオでは分かりにくいのだけれど、こんな感じでやります。全身の力を抜いて大きく息を吸い、吐き出しながら AUM (オーム)と一回となえます。続いて Shanti (シャンティ)と3回となえます。ビデオではだいぶ早いのだけれど、出来るだけゆっくり深くとなえます。

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オームとは、サンスクリット語で「完全なる調和」また「宇宙と一体」という意味。命にしても、季節にしても、自然の摂理にしても、全ては一つの大きな輪。オームと唱えながら、まずは意識を宇宙レベルにまで広げ、大きな完全なる循環の輪(total complete whole circle)をイメージします。

続いて、呼吸をしながら、ゆっくりとシャンティを3回、唱えます。シャンティは、平和やハーモニーという意味。一つ目は、自分の内なる平和。二つ目は、自分より更に大きいアイデンテティー、つまり他の人たちや世界の平和。三つ目は、宇宙の平和をイメージしながら唱えます。

オーム、シャンティシャンティ。この瞑想の方法を習ってから、私は事あるごとに良くやるようにしています。お風呂の中や電車の中など、ところ構わず思い出してはやってみると、不思議と気持ちがリセットされて、全てのことを大きな心で見ることが出来るようになります。最近、たまにお寺で行なわれる座禅会にも参加しているのですが、忙しいからこそ、上手に瞑想を取り入れ、日々の雑念に翻弄されずに暮らして行きたいものです。サティシュへの最大のお礼は、彼の教えを「生きる」ことだと思っています。