野草摘みウォークに出かけました


春!ようやく待ち望んでいたあたたかな春がやってきました!今日、鎌倉の桜の名所、段葛に行ってみると、7分咲き。ソメイヨシノは間近で見ると、お花の形がいかにも「お花です」という形で可愛らしいのだけれど、遠くから見ても、雪の鞠のようにボテッとしていて、また愛らしい。この季節、桜に完全に恋してしまう私。日本人で良かった〜と心から思う季節です。そして、道ばたには、あったあった、つくし!植物たちが、至る所で、いっせいに春の挨拶をしてくれています。

昔の人が「春苦み、夏は酢のもの、秋辛み、冬は油と合点して食へ」と言っただけあって、春は体内に眠っている神経を呼び覚ますために、苦味のあるものを食す季節。寒い冬を耐えて芽吹いた草花には、たっぷりと苦みが備わっていて、今こそ自然のエネルギーをふんだんに頂く時です。というわけで、行ってきました野草摘みウォーク!

道案内人は、渡辺公子さん。NPOセンター事務局長でもあり、高校の先生もであり(農業と食のコーディネーター)、以前は染め物をされていたアーティストでもあり、多彩な引き出しを持つ万能ウーマン。とてもお忙しい渡辺さんが、私たちをミラクルな野草摘み体験に連れて行って下さいました。

声をかけてくれたのは、アーユルヴェーダの専門家のよっちゃん。菜食シンポジウムのオーガナイザーでもあり、しなやかな美しさを持つ鎌倉の仲間です。

大船駅を降りて徒歩15分。田谷という地域の田畑まで歩く道すがら、すでにありました、カラスノエンドウ。え?これ雑草じゃないの?普段だったらなんてことなく通り過ぎてしまう草むらに、食べられる野草が生えているなんて〜。サラダでも、卵とじでも美味しいそうですよ。

こちらはクコの新芽。ご飯にまぜて炊くと美味しいとか。

田んぼの畦道、というか、なんてことはない雑草が生い茂っている斜面をよく見てみると….

まずは、たんぽぽ。ガクが上にあがっているのが、日本たんぽぽ。下がっているのが、西洋たんぽぽ。日本たんぽぽの方が煮ると柔らかいのだそう。

セリ!その場でムシャムシャ。美味しい〜。東洋のコリアンダーみたいな苦み。

こちらは、のびる。ローフーディストのちーちゃんも新発見に楽しそう!

というわけで、今日の夕飯は摘みたての、のびると野かんぞうでーす。その場で食べる野かんぞうの美味しいこと!苦みというよりも、甘みです。

自生しているものを上手に調理して食生活に取り入れるなんて、昔の人の知恵はすごい。都会で生まれ育った私は、すっかり感心してしまいました。おばぁちゃんも、お母さんも、学校も、こんなこと教えてくれなかったもの。野菜は八百屋やスーパーで買う時代から、自分で作る時代へ。そして、さらに自生しているものを探して摘んで頂く時代へ!まさに身土不二のウィルドネス・ライフ。テラもこの笑顔で、新発見が嬉しそう。

最後は農家さんに立ち寄り、カブとほうれん草を抜かせて頂きました。その場でボリボリ。美味しい〜!何よりの御馳走ですね。

帰り道、みんなで歩みを遅めながら、雪の下あった!これは食べられるね、なんて言いながら帰ってきました。今日の経験で、道ばたに何気なく生えている草花や、草むらの見方が全然変わってくる気がします。

なんでもちょっと時間をかけたり手間をかけたりすれば、自然のエネルギーを上手い食生活に取り入れられる。私たちはなんて豊かな地球という惑星に暮らしているんでしょう!人間の命も一つの自然のバランスの中にあると思うと、本当にありがたい。感心しきりの野草摘みウォークでした。

そうそう、のびるの天ぷらや野かんぞうの酢みそ和え、飛び切り美味しかったです☆☆☆ 苦くてイガイガしているというよりは、甘みがあってホクホクでした。