馬とともにあるアンニャの生活

満点の星空を眺めながら、波の音で眠りにつき
やわらかに差し込む朝日と無数の鳥の声で目覚め
オーストラリアのワイルドライフを満喫しています。






ワイルドライフを実践している友達を訪問しよう!ということで
環境活動家のアンニャ・ライトさんの家に遊びに行ってきました。

どしゃぶりの雨の中、夜道を南に走ること2時間….
Iluka(アイルカ)という東海岸沿いの小さな街に到着です。
朝、目覚めると….馬のオリーがお出迎えしてくれました!


馬も放し飼い、うさぎも放し飼い。
何の問題もなく、広大な土地にみんなが仲良く暮らしています。

数年前、二人の子どもを連れてエクアドルからここに移り住んだアンニャ。
「ここには豊かな森と海がある。自然と密接したワイルドな暮らしなの。
バイロンやニンビンなどの街は私には賑やかすぎるわ。」

家も全てセルフビルド!80%以上を廃材でまかなっています。
総予算は、たった200万円ほど。「お金をそんなにかけなくても、自然と
共生した魅力的な暮らしが出来るって証明したいの。
池を作ったり、瞑想ルームを作ったり、まだやりたいことはいっぱいあるわ!」

オリーは家の中にも入ってきます!
「馬の糞を拾うのは、私にとってメディテーション。馬の臭いも大好き。
小さいころから馬の香水を作りたいと思っていたぐらい」とアンニャ!
それに馬を飼っていると、生い茂る草を食べてくれる。周りの家なんかは
草借り機を使っているけど、まるで非効率ね」

電力は、太陽光発電。「一日4kw/h。冷蔵庫も小さくしたし、これで充分よ」

ご自慢のコンポストトイレは、ほぼ臭いなし。
半年に一度ほど乾いた糞尿を集め、木の下に埋める。
これで立派な肥料の出来上がり。

生活排水も敷地内で処理します。汚水は炭で浄化させた後、そのままタンクへ。
ここから水をひいて、バナナ・サークルを作ります。
「美味しいバナナが育つのよ!」

子どものパチャとヤニを小学校に送りにいく途中で遭遇した、野性のカンガルーの群れ!

アンニャは、地元の小学校のPTA会長さんも始め、
保守的な街の人たちのマインドを教育から変えようと奮闘中。
すでに小学校に、オーガニック菜園を作りました。

たった二日の滞在だったけど、アンニャの生活の喜びと苦労が垣間みれた感じがしました。オルタナティブな暮らしがすでに出来上がっている地域ではなく、あえてフツーの集落に引っ越し、周りに影響を与え続けているアンニャは、まさにパイオニア。いつも忙しそうで余裕はない感じだけど、向かっている方向をぶらさず朗らかに突き進んでいるアンニャは、いつあっても浴びるほどのインスピレーションを与えてくれるスーパー・ウーマンだとつくづく感じました。

そして、もう私はとにかくサドルもなしで馬に乗れたこと、あんな大きな動物としっかりコンタクトしたその感触が今でも忘れられません。今回の旅の一つのハイライトでした。アンニャねーさんを見習って、家をセルフビルドし、馬や牛やヤギやニワトリと一緒に生活するようなライフ、将来、本当に実現させたいな。