福岡正信式「粘度団子」の作り方

先週はファームで、お米の「粘度団子」を作りました。Seed Ball(シード・ボール)と呼ばれるこの団子。発祥は、世界的に有名な日本の自然農家であり哲学者の福岡正信さん。ここのファームにて、Masanobu Fukuokaの名前は聞かない日はない、というぐらい、みんなが尊敬してやまない人です。パーマカルチャーに傾倒している人も、「Masanobu FukuokaのOne Straw Revolution(わら一本の革命)は、バイブルだね」と口をそろえていいます。

Seed Ballの作り方は簡単。種1:水1:土(コンポストなどの腐葉土)3:粘度5の割合で少しずつ混ぜ込み、まるめて、日で乾かし固めるだけ。ようは種を肥料と粘度で包んであげて、害虫などから守り、発芽して根をはりやすくしてあげる、そして植えるのも田畑に投げ込むだけで手間いらず!という簡単かつ考え抜かれたものなんです。

まずは土や粘度づくり。粘度は、シロアリの古巣を利用しました。日本からやってきたなおちゃん&ぺまファミリーも一緒に制作。簡単だから、子供たちも一緒にできるのがいい!

中国人のサンディー、タイ人のバンク、アメリカ人のアンディー、ドイツ人のクリスチャンと一緒に、みんなでおしゃべりしながら、コネコネ、クルクル。平和な最高のひとときです。

粘度団子を作るのに、手間と時間は少しかかるけど、一度作ってしまえば、あとは乾かして田畑に投げるだけ。今回はお米だったけれど、どんな種でもいいんだそうです。ポケットに粘度団子を忍ばせておいて、空き地があったら、団子を投げるゲリラ植林なんかも、わくわくします。生徒達がみんなで粘度団子を作る学校もあるんだそうです。これぞみーんなが知っておいたらいいスキルだと思いました。

さてこちらは田んぼの開墾作業。The New Landの広い敷地の一画を切り開く作業。3人がかりで丸三日の作業!くわを持つ手は豆だらけで汗びっしょり。やっとどうにか1反ぐらいの土地が開けました。

そこに粘度団子を投げる!なるべくまばらに等間隔に。雨が降ると団子の泥から栄養を受け取り、少しずつ大地に溶け込んで根を生やして行くんだそうです。

これから4ヶ月もすれば収穫。それまでどんな風に育ってくれるのか?お誕生日にいただいた、福岡正信著「わら一本の革命」をじっくり堪能しながら、観察したいと思います。