マインドフルネス・プロジェクト

タイのファームを巡る10月の旅。最後に訪れたのは、ファームではなく、お寺。 仏教徒の友人が修行し、瞑想/ヨガ/ヒーリング そしてパーマカルチャー・センターを作ろうと試みている場所。

ドイツ人のクリスチャンと、奥さんのアンニャ。

心が平穏で、献身的で、情熱的で、チャレンジグで、優しくて。 一言で言うと「美しい心」の持ち主って、 こういう人たちのことを言うんだと思う。

元々は、ドイツでマーケティング会社を経営してたものの、メディテーションやヨガに目覚めて、アジアを渡り歩き、タイの北東コンケーンと言う、第三番目に大きい学生の都市、観光客もこないような場所にあるここのお寺、ワットポーにいる高層に惚れ込んだのが、7年前。ドイツとタイと行ったり来たりしてたけれど、「だんだんドイツに帰る意味が分からなくなってきた」とマーケティング会社は売却し、クリスチャンはお坊さん、アンニャは尼さんとして、仏の道を極めるため、1年間修行。その後もお寺にとどまって、ドイツ人を招き瞑想リトリートをやったり、地域のヘルスセンター建設の計画を立てたりと、活動の幅を広げている。

先進国からやってくる、こうした「ドロップ・アウト組」は本当に多い。 それぞれが精神的な豊かさを求めた結果なんだろう。

彼らは今、「マインドフルネス・プロジェクト」という名前で、 瞑想/ヨガなどのボディワーク/ヒーリング/パーマカルチャーを実践する 地域の拠点をここに作ろうと、活動している。

マインドフルネスとは、「その時、一瞬一瞬に心を向けて大切に過ごすこと」

わたしたちも訪れ、およそ二週間、滞在した。 真っ白な服をきて、一日は瞑想とヨガから始まり、午前中は労働。 お昼ご飯のあと、午後も労働し、夜はまた瞑想、という繰り返し。

こちらはクリスチャンが50人ほどのお坊さんの協力を得て作った、 瞑想ドーム。アースバッグドームという自然素材のみで作られたもの。 ここの中に数日間入り込み、真っ暗な中、修行するとう高度な瞑想施設。

地域の人たちの参加も促しながら、

私も同時期に滞在していた仲間たちと、モザイク制作を一緒にやりました。 瞑想に近いような、没頭して楽しい作業!

お寺の近くにある瞑想センターでは、パーマカルチャーガーデンを制作中で、 雨水タンクや土壁のバンガローを作るなど、やりたいことはきりがない。 でも焦らずゆっくり自分たちのペースで 地域の人とつながりを育てながら進んでいる。 どんなに道のりは長くとも、行き着きたい場所はクリアだし、ぶれない。

ここのお寺、ワットポーは、60人の修行僧がいて、常に地域に開かれていて 敷地内には、お寺に来れない人たちのためにラジオ局もあって

そして、素晴らしいマッサージ施設もある! ホリスティックに身体の健康を向上することを考えている地域の拠点。 ここのセラピー・マッサージを受けたら、ほかの所ではもう受けられないよ〜!

ワットポーで修行しているお坊さんは60人。 中になまだ小学生ぐらいの子たちもたくさん。 「親がお寺で修行してきなさい」と言うので、しぶしぶやってきたという人も。 でも「前よりも落ち着いた性格になった」 「お金のことだけを考えなくなった」など、よい効果もたくさんあるようです。

1ヶ月ぐらいの滞在もOKなので、 お坊さんになったりやめたり、気軽に出来るのもタイの良さ。

でも11歳のアメリカ人のマイアは、 「規則がたくさんあるし、偉いお坊さんには頭を下げなくちゃいけないし、 ブディズムは、なんだか好きじゃない」だって。

そう言いながら「この世の中がうまくいかないのは、 みんながお金ばかり追いかけてるからでしょ。 だからフクシマの事故も起こっちゃったのよ。わたしはお金なんていらない。 服だって自分で作る。その方が個性があっていいでしょ?」だって!

バリのグリーンスクールをやめて、お母さんと旅しているマイア。 今ではテラの立派なホームスクールの先生になってくれている。

シングルマザーのお母さん、アメリカ人のアンディも一緒に滞在中。 頼れる先輩ママさん。タイの後は、エクアドルに行こうと計画中。

エドは,イギリス人のたいちマスター。テラの大親友。 中国/インドの二拠点生活を終え、来年からグアテマラに移り住む。

瞑想に集中できなかったり、体調不良で辛かったりもしたけれど 内なる世界に入り込み、それを外の世界にも還元し 愛すべき新しい仲間たちと過ごしたかけがえのない2週間だった。

こんなに完璧で理にかなっていて深い場所は 世界中探してもそうそうないと思う!

というわけで、機会があれば、問い合わせの上、 ぜひ参加してみて下さい。 マインドフル・プロジェクト。 バンコクからバスで東へ4時間ぐらい行ったところにあります。 普段の生活に瞑想を取り込みたい人なら誰でもウェルカム! 食事、宿泊はすべてドネーション制です。