Yellow Revolution

皆さん、菜の花から取れた油で車が走るなんて、信じられます?

って、このブログを読んでくれている人には、あーまたその話ねっていうぐらい、お馴染みの話ですね。今年のフジロックでも天ぷら油をリサイクルしてステージの全ての発電量をまかう試みに私も参加しましたが、油を自分たちで作ったり、地域内でリサイクルしたりしてエネルギー源にしてしまおう!という未来型の取り組みは、実はいろいろな所ですでに始まっているんですよ。

ayakofujii01.jpgそんな活動をひっぱっていくリーダーの中でも、 ずっとお話を伺いたかった、知る人ぞ知る、菜の花プロジェクトの代表、藤井絢子(ふじい・あやこ)さんのトークを聞く機会がありました。やっぱり実際にやっている人に会うと、自分の中でも現実味がグングンと増していくのが、面白いですねー。

藤井さんは、上智大学を卒業されてから滋賀県に移り住み、琵琶湖で赤潮が深刻化した86年から、廃食油を回収して、石けんをつくる運動を開始。その後、98年にドイツを視察した際、菜種油を精製して作られた燃料を給油するガソリンスタンドが全国に800カ所も設置されているのに出くわし、「よし、私たちもやってやろう」と、滋賀県に帰って来てから転作田に菜の花を植え、油を搾油し、料理や学校給食に使われた油を回収し、軽油代替燃料にリサイクルする…. という壮大な計画を実行してしまった、という行動力あふれるおばさまです。(詳しくは下の図をクリック!)


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見た目とか話し方は、フツーのおばさまでしたが(失礼)、藤井さんのアイデアや、それを実現してしまう行動力は本当に素晴らしいです。藤井さんの試みは、全国各地に広がり、今では「菜の花ネットワーク」として資源やエネルギーの循環型社会の具体的な取り組みが至る所で広がっているのです。菜の花は枯渇してしまう化石燃料の代替エネルギーとしての利用だけでなく、搾油時に出た油かすは肥料や飼料として利用できる。しかも黄色い菜の花は見た目にもとっても綺麗。 Yes, Yellow Revolution!

「菜の花プロジェクト」に関しては最近、本が出ました。藤井さんの夢や、プロジェクトを成功させるまでの紆余曲折が分かって、おすすめです。(友達のエリが執筆協力をしています。)

皆さんのお住まいの地域でも菜の花プロジェクトが既に始まっているかも? ないしは、皆さんが住んでいる場所で、菜の花プロジェクトを始めてみませんか?

4883401715 菜の花エコ革命
藤井 絢子 菜の花プロジェクトネットワーク

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