自然なエネルギーでお庭作り

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「小さな美しさとつながりを取り戻す事。
この世界の多様性を大切にする事。
そんな風にあなたの暮らしをデザインする事で
この世界はもっと素敵に変わっていくのです。」

そんなステキな書き出しの看板で紹介されているのが、地球市民村に広がっている「オーガニック・ガーデン」です。「パーマネント(持続性)、アグリカルチャー(農業)、カルチャー(文化)」を組み合わせた造語、パーマカルチャーの理念を取り入れたお庭で、制作には、PCCJ(パーマ・カルチャー・センター・ジャパン)の方の指導のもと、スタッフの皆さんで数回のワークショップを開いて、愛情をたっぷり込めて作ったそうです。私が好きなのは、写真のような夕暮れ時。とけそうな暑さも過ぎて、涼しげで過ごしやすいころです。スタッフの方が水をまいているのが見えますか?

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このお庭では実に色々な工夫が見られます。例えば、左の写真の風車ではポンプを駆動させていて、たまった雨水を庭の上の方に持ち上げ、有効利用しています。また右の写真では植物の周りに貝殻がありますよね。これでレストランから出た排水を浄化しているんですって。その他にも、お料理の残飯のミミズコンポストもしっかりやっていて、それを堆肥に旬の野菜(今はモロヘイヤなど)はグングン元気に育っています。ここでとられたお野菜や穀物は、お客様には出せない決まりになっているのですが、まかないとして美味しく食されているんですよ。

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こちらはお庭に設置されたソーラーパネル。これ一枚で一日360Wの発電が出来ます。(90W×4時間)普通のマンションの電気契約量は3KWだから、このパネルが10枚あればいいっていう計算(かな?)12年前は設置に900万円かかったそうですが、今では200万円で出来るんですって! 家の電気を全てソーラーでまかなうのも夢じゃない!

energy_banpaku02.jpg 上記のパネルで作られたエネルギーは、竹にLEDライトを入れて作った灯りをともしています。LEDライトは10個で一時間1W(電球の1/10)、ここの竹ライトには6個のLEDライトが使ってあるので、0.6Wの消費電力。一日360Wも太陽が作ってくれるんだから、なんのそのです。

自然エネルギーの有効利用の設備を提供してくれているのが、検査装置や太陽電池などのクリーンエネルギー製品の開発・販売を開始する会社を経営している松沢さん。(写真のおじさま)実は、フジロックの時にも風車を持って来て下さったりと、その時以来のおつきあい。なんせ長年の技術屋さんは、なんでも詳しくって、自然エネルギーの師匠と勝手にあおいでおります。

energy_banpaku05.jpg最後に一つご紹介。これは風車に見えますが、違います。何でしょう??? 
実はモグラよけなんですって。風でぶーんとプロエラが回って、微妙な振動をおこし、モグラを追っ払うんだそうです。これもちょっとした工夫ですよね。