コンポスト始めました

“Think Globally, Act Locally”(地球規模で考え、地域から行動を)というわけで、ヨーロッパに行くちょっと前から、「自分が住んでいる地域をもっと良く知って、普段の生活を環境に優しく変えて行こう」という活動を始めています。私は神奈川県の多摩川沿いの登戸(小田急線)というところに住んでいるんですけど、すぐ近くには岡本太郎美術館もある生田緑地があったりして、新宿に20分というわりには、のんびりしていてとってもいいところなんです。ここに住んで4年ほどたつんだけれど、特にご近所さん付き合いもあるわけでもなかったので、まずは色々な人とお知り合いになろう!ということで、地域で行なわれている講習会なんかに出てみたりしています。すると同じような事を考えて、すでに行動している人たちがたくさんいるんですねー!

compost01.jpgさて昨日は、「川崎・ごみを考える市民連絡会」というグループ主催の、「コンポスト講習会」に行ってきました。元気なおばさま方中心のこのグループは、7年前から生ゴミを燃やさないで堆肥にする活動をしてきて、もちろん自宅でコンポストを実践してるんですが、それをもっと広く普及させて、社会的なシステムに組み込んで行こうとしています。この日は彼女達の長年の経験を踏まえて、「家庭で生ゴミを堆肥に変える方法」を詳しく教えてくれました。

コンポストにはミミズを使うものとか、色々な方法があるんですね。臭わないの?ちゃんと発酵して堆肥になるの?マンションでも大丈夫?出来てしまったものは、誰が回収してくれるの?など色々な疑問があるのも当然。確かにすごい臭いが発生したりとか、へどろみたいになっちゃったりとか失敗することもあるそう。でも、まずはやってみれば、次に進める。私も「うちは小さいベランダしかないし、できた「ぼかし和え』(堆肥にする前のもの)はどうすりゃいいの?」と思っていたんだけれど、この日あったおばさまが、なんと隔週、ボランティアで回収してくれて横浜の農家に持って行ってくれることになったし(超リスペクト)、近所で畑をやっている人にも会えたので、我が家でできた「ぼかし和え」の引き取り手も見つかった!動いてみるとで悩みも一気に解消ですねー。

compost02.jpgcompost03.jpg
compost04.jpgcompost05.jpg

コンポストで出来た肥料は家庭菜園とかベランダのプランターに使ってもいいんですけど、たくさん出来てしまった場合は、近くの畑にもっていって農家に使って頂くことも出来ます。講習会のあとは、生ゴミ堆肥を受け入れている農家にお邪魔したり、そこで出来た農作物を頂いたりしました。家に帰って早速、大根スープを使ったら、これがまた美味しい!

compost06.jpgこれが我が家で購入したコンポストを始める容器。普通のバケツでもOKだけど、これは下にコックがついていて、水分を除去できるタイプ。価格の半分は市から助成金が出るので、私は900円で購入。これを日の当たらない場所(キッチンの隅とか)におきます。このバケツに、毎日出る生ゴミ(野菜や果物のかす、卵の殻など)を入れて、「ぼかし」(米ぬかでもOK)をふりかけ密閉するだけ。1週間入れ続け、1週間おいて熟成させれば、土に帰す準備が整います。あとは庭やプランターで使ったり、地域で回収してもらったり(日本ではそういうサービスがまだ始まっていないけれど、ジュネーブでは毎週1回自治体が回収)、近くの農家に持って行けば、素晴らしい栄養素たっぷりの堆肥が完成!ぼかしも容器も近くのホームセンターなんかで売ってると思うし、皆さんの住んでいる地域でも同じような活動をしている人が必ずいると思うので、是非ぜひコンポスト始めましょうー!庭がある人はもっと簡単。ない人でもすぐに始められますよ!

なんで手間をかけてコンポストをやるの?というと、「生ゴミは捨ててしまえばゴミだけど、分別すれば資源になるから」です。川崎市で一年間に出るゴミの量は2000万トンで、処理費用はなんと1億円。このうち40%は生ゴミ。コンポストをやるとういことは、生ゴミを減らす→堆肥を作る→地域で農作物を育てる(食育にもつながる)→美味しく頂く、というように資源を循環させる社会を作って行く事につながるのです。コンポストは、キッチンから始める一番身近な地域の環境に優しい暮らしと言えそうですね。

さぁ、我が家もこれからコンポスト試してみまーす!