CSRトレーニングと企業ウォッチ

budacsr01.jpg 今日と明日の二日間、ブダペストではNGOのためのトレーニングが行なわれています。内容は「CSRを促進していく方法とは?」ハンガリーで活動する30のNGOが集まりました。主催は、カタとルイスが運営するNGO。この分野では、抜きん出て進んでいるイギリスから、特別講師を招いてのトレーニングです。私の中ではアイドル化している(?!)NGOの方たちに会えると言う事で、かなり楽しみにして来ました。この旅のハイライトの一つのイベントです。

budacsr02.jpgまずは、Consumer InternationalのBjarne(ビヤーン)の話。CIと言えば、世界で一番大きなコンシューマー団体で、本部がイギリス、他にガーナ、マレーシア、チリに支部があります。ビヤーンはその中でも政策のトップ。「製薬会社の悪態について」「今は、広告よりもブランディングが問題」「SME(中小企業)のCSRを促進していくためには、ISOが効果的」など話は色々と示唆にとんで面白かったけれど、「パートナーシップ」「コミュニケーション」「政策提言」など、やや一般的な話。個人的には、仲良くなれた事が一番の収穫かな。ドキュメンタリーのファンディングをしてくれるかもしれない!ロンドンで会いに行ってみよう!

budacsr03.jpgそして、このブログでも何度も紹介している、NGOEthical Consumerを立ち上げて、既に15年になる、Ronの登場。彼らは同名の雑誌を出版して、今月号で既に100冊目!この雑誌、特定の商品について環境社会評価ランキングをしていて、消費者に情報をしっかり提供しているという点で素晴らしいです。Ronの話のトピックは、「企業リサーチの方法」について。彼らはCorporate Criticという企業のオンライン・データベースを構築しているのだけれど、情報をいかに収集しているか、彼らの経験に基づいて話してくれました。以下、ざっとですが、メモです。(かなり欧米に特化しているかも)

  • まずは、企業のAnnual Report, Environmental Reports, websitesを見る。それから直接、企業の人と話すこと。(この点に関しては、もっと消費者からのヴォイスをふまえないのか?と質問したのだけれど、彼らのシステムには入っていないとの事。ネット上であればWikipedia、価格.comのような参加型システムの方が断然、パワフルだと思うのだけれど…でも飲みながら話していたら、そういう手法も取り入れて行きたいとは言っていた)。そしてGreenwashをチェックするために、Supply Chain Policyをしっかり見る事が大事。
  • とても有用なリソースが、Corporate WatchのDIY Guide。これに全て網羅されていると言っても過言ではない!
  • parenting/marketing/financial…. Financial Times, Yahoo Business, Hoovers, Companies House, Corporate Information.com
  • People….ICFTU(Trade Union), Humanrights.org
  • Environment….ENDS(UK), Greenpeace, FOE, US EPA
  • General….Corporate Watch, Responsbile Shopper, Corporate Critic, Multinational Monitori, Transnational
  • Political….Buy Blue

budacsr05.jpg他にもボイコットの歴史などについて説明してくれたり、諸費者がどんなアクションをおこして企業活動を変えて行けるか、それをどうNGOがサポートしていけるかという話が実践的で、参加者も熱心に聴いていました。カタのNGOも同様のデータベースをハンガリーで制作する予定にしてるんだって。日本でも同じような取り組みが出来たらいいなーーー!!!