日本の夏、お盆

夏も真っ盛りですが、登戸のお家は風通しも良く、クーラーをかけなくてもわりと快適。ヨーロッパで遊んで来た分、今年の夏は次のステップに向けて、NHK教育テレビで放送されている地球データマップのウェブ用原稿書きなどのお仕事を、ちゃんちゃん、とやっております。

bonodori2006.jpgさて、気分転換に近所にお散歩に行く事が多いんですが、近くの公園では、先日、日本の夏恒例、盆踊り大会が行なわれていました。「精霊を迎える、死者を供養するための行事」という意味合いの盆踊り。最近では、宗教性を帯びない行事として行なわれることも多いですが、それでも近所の人たちが夏の夜に集まり、一緒に時を過ごすのは素敵なことですよね。

obon2006.jpgこちらは、道ばたで見かけた「精霊馬」(しょうりょううま)。ご存知ですか?「故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物」として、きゅうりやナスに割り箸をさして作るんですね。きゅうりは足の速い馬に見立てられ、あの世から早く家に戻ってくるように、また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いがそれぞれ込められているんですって。

「日本は宗教心がないとか、薄い」って良く言われますけど、ちゃんと目を向けてみると、まだまだ生活の中に、ちゃんとこういった習慣が根付いているなぁ、そういう風習を大切にしたいなぁ、と思う今年の日本の夏でした。