日本でもナチュラル・ファッション

ナチュラル・ファッションがどうにも気になっているこの頃。呼び方はいろいろあるけれど、オーガニックコットンやヘンプなどのできるだけナチュラルな素材を使ったり、生産者に正当な労働賃金がいくようなシステムの中で服を作っているフェアトレードのようなものだったり、リサイクルやリメイクや長く着れる服をコンセプトに作ったりしている服の総称が、ナチュラル・ファッション。ファッション業界やNGO界ではエシカル・ファッションと呼ぶことが多いけれど、「エシカル」って日本人にはどうもピンとこない。「ナチュラル・ファッション」という言葉をどこかの記事で読んだ時に、こちらの方が分かりやすい、伝わりやすいな、と思った。「エコ・ファッション」とか「グリーン・ファッション」というと、ちょっと軽すぎる感じがするし。

ヨーロッパやアメリカでは、今、ナチュラル・ファッションが花盛り。パリコレでもロンドン・ファッション・ウィークでも、今年のナチュラル・ファッション・ショーは他のどのイベントよりも、盛り上がっていたようだ(詳しくは以前書いたこちらのブログで)。アメリカのナチュラルプロダクト・エクスポ・ウェストでも、ナチュラル・ファッション・ショーが話題をさらった。NGO、グリーンピースがオーガナイズしたファッションショーのビデオもかっこ良かった。フランスでは、EKWOというエシカル・ファッションに特化した女性誌も発売されている。オリジナルに自由にクリエイトしているファッション・デザイナーはどんどん出て来ていて、前にブログでもいくつ書いたけれど、さらに最近はまったデザイナーを紹介すると:

Carol Young…. www.carolyoung.com
アメリカLAのデザイナー。テーマは「アーバン・ノマド」。リサイクル地で作る服はどれも気心地が良く、なにしろデザインがお洒落!

Katell for Art D’eco…www.artdecodesign.com
バスク地方とアムステルダムで活動するフランス人のデザイナー、ケーテル。古着にレースをくっつけたりと斬新で創造豊かなスタイル。彼女は先端的な教育で有名なオランダDESIGN ACADEMY EINDHOVENで、ナチュラル・ファッションの講師もつとめています。

Bilum….www.blium.fr
フランス人デザイナー、ヘレンのポップな鞄ブランド。ポリエステル性の広告バナーなどを利用して作成。東京ファッションウィークにも呼ばれてました。ウェブサイトも可愛い。

yugasample.jpg日本でも、親しい仲間がオーガニックコットンと天然の染めを使った服作りを始めたし(Yugaという心のこもった素敵なブランドです。写真はサンプルのベビー服)、環境に配慮したクリエーションにシフトするファッションブランドが次々と出て来ています。「都市に住む20〜30代のLOHAS志向の女性に対してLOHASを新しいライフスタイルとして提案していく」雑誌、エココロもこの手の日本の情報をキャッチするには最高の情報源。

今年の秋か来年の春には、東京コレクションで、ナチュラル・ファッションのファッション・ショーを開催する!というのが今の野望の一つ!フェアトレード・ファッションショーはフェアトレードの日に日本でも行なわれているようですが、もっとナチュラル・ファッションをファッションの定番にしたいですよね?!

ファッション・ジャーナリストの友達に聞く所によると、東京ファッション・ウィークは、秋には東京ミッドタウンに場所をうつし、盛り上がりをはかっているんですって。ミッドタウンはまだ行った事がないけれど、竹をあしらった和風な空間をイメージしているという風にも聞くので、日本の新しいファッションを世界に向けて発信していくにはいいセッティングだ!と直感で思いました。実現に向けて、頑張るぞ〜。