ペットボトル入り飲料水を買う前に

最近、水について気になってしょうがありません。暑いからでしょうかね?
私自身は、ペットボトル入りの飲料水(ボルヴィックとか、エビアンとか、フジ山麓の水とか…)を買うことはめったにありませんが(第一、最近はコンビニとは無縁の生活)、でも炭酸飲料水よりも断然ヘルシーと思って買うこともたまにあります。200円近いお金を出して水を買うのもね〜と思いながらも、水道水を飲むのもちょっと躊躇してしまうし、冷えている方がいいしとか思いながら。

ところが最近、こんな文章を翻訳する機会に出くわしました:

<ペットボトル入り飲料水の真の価格>
世界で消費されるペットボトル入り飲料水の量は、2004年に1540億リットルで、5年前の980億リットルから57%も増えています。水道水を飲むのが安全な地域でも、ペットボトルで売られている水の需要は増え続けています。これにより、不必要なごみや膨大なエネルギーが費やされているのです。水道水はペットボトル入りの水と比べて栄養面ではひけを取らないのに、ペットボトルのほうが値段では10,000倍も高くつく場合があります。1リットル2.5ドルする場合もあり、ペットボトル入りの水はガソリンよりも高価なのです。

エネルギー効率のよいインフラ上で流通されている水道水とは異なり、ペットボトル入りの水を長い距離運ぶためには、たくさんの化石燃料を燃やさなければなりません。ペットボトル入りの水の四分の一近くは国境を越え、船、電車、そしてトラックで運ばれて、消費者のもとに届けられるのです。

ペットボトル自体を作るのにも、化石燃料が使われています。ペットボトルを作るためのプラスチックで最も良く使われるのはポリエチレンテレフタラート(PET)で、これは原油を原料としています。アメリカでの需要を満たすために、年間およそ240億リットルの原油が使われていますが、これは年間10万台の車を走らせるガソリンの量に匹敵します。また世界では、毎年270万トンのプラスチックが飲料水のペットボトルを作るために使われています。

国連が定めた「ミレニアム開発目標」のうち、環境の持続可能性確保を目指した項目では、2015年までに安全な飲料水を利用できない人たちの割合を半分にする、と掲げられています。この目標を達成するためには、現在、水の供給や衛生設備に費やされている年間150億ドルの予算を、倍に増やす必要があるでしょう。大きな金額と思うかもしれません。しかしペットボトル入り飲料水に費やされている年間1000億ドルに比べたら、たいした額ではないのです。
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と長くなりましたが、引用ここまで。

この世紀は石油による戦争ではなく、水による戦争が勃発されると言われています。地球上に存在する水の97%は海水で、私たちが飲み水に利用できるのはわずか3%しかありません。現在、世界では10億人以上(実に6人に1人!)が清潔な飲み水に困っています。水の惑星と呼ばれる地球で、わずかな貴重な水を世界中の人たちと仲良く分け合って飲むためにはどうしたらいいか?ペットボトル入り飲料水を買う前に、是非とも考えてみたいことです。

参考サイト:
ヴォルヴィックはこんなキャンペーンをやっています。本筋のCSRとは言い兼ねると批判の声も聞こえてきそうですが、どうしてもペットボトル入り飲料水を買わざるを得ない時は、キャンペーン期間中はヴォルヴィックを買おうかな。
www.volvic.co.jp/1Lfor10L

イギリスではこんなペットボトルのビジネスも登場しています。
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