xChange@エコプロご報告

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日本最大級の環境展示会「エコプロ」に初登場の、”xChange!” 3日間に渡り、多くの方が古着を持ってきて下さり、そして新たな服をゲットして帰られ、おかげさまで大盛況でした。(持ち込み人数151人、持ち込み点数765点、持ち帰り点数550点)

去年から継続して開催していたxChangeの活動が主催者の日経新聞社さんに目にとまり、今回、エコプロで開催させて頂きました。xChangeのシンプルかつパワフルな企画内容がエコプロでどう展開できるか、不安要素もあったのですが、結果的には大成功。今年、エコプロ内で密かに盛り上がっていた隠れ人気ブース?!と自画自賛しています。各種メディアからの取材など、様々なつながりや気づきが生まれたのもエコプロならではでした。

xChangeでは、古着をお持ち頂いた方に、まず「エピソード・タグ」と呼んでいるシールに記入し、一点一点貼付けていきます。服の思い出、取り扱い方法、次に着る人へのメッセージ等。「1つ1つの物を大切にしよう」というのがxChangeの大事なメッセージなのです。
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今回あつまった心温まるメッセージの数々!服を選んでいて、この一言を読むのがとても楽しいです。
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あとは他の人が持ち込んだ服を物色し、気に入った物があれば自由に持って帰って良い、というシンプルな企画内容です。みなさん真剣に物色されています。ちなみに私もドレス2着(そのうち1着は早速次の日に着て、ステージに立っていました)、パンツ1着、Tシャツ5着をゲット!
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ただ今回はエコプロ内の「ゴミゼロ大作戦」というブース内で開催で、宣伝の仕方も「不用品を持ち込んで下さい」というトーンだったので、「良い服を無料で入手できる」という期待感よりも「家に眠っているものを無料で引き取ってもらえる」というサービスのほうに重点が置かれていたように思います。xChangeは、いつもはより親密なコミュニティーで開催しているので「あの人が来るんだったら、素敵な服がゲットできるかも」という期待感が楽しいんですが、今回は不特定多数へのアピールだったので、そういう楽しみを感じられた方がいつもより少なかったかもしれません。実際、物色はせずに「引き取ってくれるだけでいいんです」という人もいました。服に限らず、不用品を引き取って欲しいというニーズが社会の中には沢山あって、それを吸い上げるシステムがまだまだ未発達なんだなという気づきにもなりました。もちろん中には熱心に物色していく人もいて、そういう方には「なるほど!」が芽生えたのだと思います。「次回開催はいつですか?」という問い合わせも多数頂きました。(来年は2月中旬にこーんなに素敵な代官山のスタジオにて開催予定です!)

そして今年xChangeブースで同時開催させて頂いたのが、日本で最初に「ゴミゼロ宣言」をした徳島県上勝町の取り組み紹介です。この町は、本気で持続可能な町づくりを目指し、ゴミ・エネルギー・農業・教育等、あらゆる分野で取り組みを進めている画期的な町です。その中でも今回展示させて頂いたのは、服つながり、ということで「くるくる工房」の作品。「くるくる工房」では、持ち込まれた古布や余り布を使って、地元のおばぁちゃんが創造力を働かせて、リメイク作品を作っているんです。「古いこいのぼり」から「バッグ」とか、「古いセーター」から「ももひき」というように。商品は販売されてビジネスにもなっているというのだからすごい!
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リメイク品がゴミゼロブースを華やかに演出してくれました。流木でできたハンガーラックや、段ボールを再生して作ったディスプレイ棚も配慮して作って頂きました。

その他、xChangeの写真はこちらのサイトをご覧下さい。

循環型社会という同じビジョンを持つ様々な方との出会いがあって、xChangeはさらに来年進化しそうな手応えを感じることが出来ました。実現にむけて関わって下さった方々、参加して下さった来場者の皆様、興味を持って下さったビジネス・パートナーの皆様、ここに厚く御礼申し上げます。

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そしてエコプロの感想を少々。

今年のエコプロは3日間で17万人以上の来場者。不景気の中でも、環境ビジネスは景気が良いなぁーとうい印象でした。仕事の合間をぬって、駆け足で見て回ったブースの中から印象的だったものを、いくつかご紹介します。

まずは「森のいいこと」ブース。多摩の間伐材を使用した玩具やデザイン用品などどれもお洒落で、ディスプレイも好印象でした。それから株式会社シェアリング・インベストメント。今年は「さらに進んだエコ」の取り組み発表を期待していたんですが、どこも割と似たような新技術紹介にとどまっていたような…その中でも「シェアエリング」をビジネスにしようとしているのが面白かった。

展示の内容ではないんですが、趣向をこらしたディスプレイをしているブースが増えていて面白かったです。写真は、殺伐とした東京ビッグサイト内に小さな里山が出現?のもの。ステージのトークでも「エコとは日本の伝統を見直すこと」「自然の中でゆっくりと過ごす事」と言った当たり前なのだけれど、今まであまりエコプロのような場所では語られなかった本質論も飛び出していました。山本良一東大教授と話す機会があったので聞いてみたら「エコプロを100万人規模にしたい」とおっしゃっていたけれど、各社の新技術紹介ではなく、例えばヨガとか瞑想とか、もっとそういうことに関心のあるコミュニティーも巻き込んで本物のエコプロに発展していくと面白いですね。

それから気になるバイオトイレの展示も!生活の中にすぐに取り込める、一歩先のエコヒントの展示もあって面白かったです。畳職人の手ほどきを受けて、畳を作るというワークショップもありました。

優雅の新作も披露!鎌倉の仲間のミス・アプリコットも笑顔で頑張っていました。

こちらは「チョコレボ」のおブース。企業やNPOという団体単位の展示ではなくて、「チョコレボ」というプロジェクトが展示をし、チョコレートを通じてできるCSR活動を効果的に見せていると感じました。ブースもお洒落でグッド!

環境コミュニケーション・ステージでは3日間、様々な分野で活躍されている著名人をお招きして、トークやライブショーをお届けしました。自分の言葉で心を込めてしゃべれたので、良かったかな?いくつか心に残ったメッセージとしては「心のエコロジーに気を使おう」「日本はエコ!日本のブランド化をすすめよう」(元マリクレール編集長、生駒芳子さん)、「心のこもった物を選ぼう」(オレンジペコー、ナガシマトモコさん)。元F1ドライバーの片山右京さんも素敵だったなぁ〜。それぞれの持ち場で真剣に考えて行動している人にたくさん出会えたのが何より嬉しかったです。

いつも通りイベント後のゴミの山を目の当たりして、これってエコなの?と考えてしまうこともあったけれど、イベントの環境負荷削減もふくめて、来年は各社もっともっと頑張って行かなくてはいけない。CSRを一つの部署の仕事に限定せずに、経営戦略全般にまで行き渡らせて行かなくてはならない。本筋のCSR、本物のエコ生活を目指して、来年の宿題をたくさんもらったエコプロでした。