トランジション・タウン葉山、始まりました

あっという間に、1月も終盤….
年が明けたと思ったら、テラとパパがインフルエンザにかかってしまい、大わらわの我が家。テラはすぐ治ったものの、パパは長引いてしまい、いつも分担してやっている家事も私が一手に引き受ける事に。仕事がさほど忙しくなかったので、楽しみながらできたのですが(家族のことを思い、栄養のある健康食をゆったりした気持ちで作るのは、豊かな時間です)、いつも頑張ってくれているパパの有り難みも増したのでした…. パパ、病気になって悪いことばかりじゃないよ〜。復活まで、頑張って!!!

さて昨日は、トランジション・タウン葉山のキックオフ・イベントに行ってきました。トランジション・タウン(TT)とは「石油に依存した町」から「柔軟でしなやかな自立した町」を目指す世界的なムーブメントのこと。2005年にロブ・ホプキンズさんという方がイギリスで始めて以来、その構想はまたたく間に世界中に広がり、現在すでに150地域が活動を開始。日本でも神奈川県藤野町、小金井市、そして葉山が3番目に仲間入りしました。Think Globally, Act Locally!というわけで、時代はいまや「地域」です!!!TTは、日本語のサイトもできましたよ。

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会場につくと、おー!集まってる!老若何女およそ50人が集っています。ルナティカナパの恵子ちゃんもいるではないか!火鉢を囲んで、みなさんあたたかい雰囲気。炭も葉山産というこだわりです。
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TT葉山率いるのは、この方、吉田俊郎さん。物腰やわらかぁな素敵なお兄さんです。その他メンバーには東京から移り住んできたおねーさんやら、地元の漁師さんやら10数名。一年間かけて、週一回程度のミーティングを重ね、この日のために準備されてきたんですって。

午前中は、TTの説明、ピークオイルと気候変動、「心」を移行させていくことについて、具体的な12のステップについてなど、プレゼンの時間。でも聞かせるだけじゃなくて「隣の人と5年後の未来について考えてみて下さい」などといった飽きさせない工夫も。その場をあたたかくする
おもてなしの心がこもっていて、本当に素敵なイベントでした。

印象に残ったのは「3つのH」の大切さ。それはHeart(こころ)、Head(知識)、Hands(実践)ーこの3つが伴って始めて現実的な意味ある活動となっていくという事。
それから「私たちがこういう活動をしているのは、恐れからとか、やらなければ、というからではなく、つながることが楽しいからやってるんだ」と言っていた事。TTとは「つながる・楽しさ」と訳されている方もいました。納得!

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お昼はお手製おにぎりやら、地元でとれたお魚で作ったスープやら、至れり尽くせりの品揃え!美味しいものがある所にはいつでも人が集まり、笑顔があふれます。地産地消の取り組みの話しにも花が咲きます。
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午後はグループに別れてのディスカッション・タイム。(「オープン・スペース」と言うワークショップのやり方なのだそうです。)「共同の交通システム」「コンポスト・トイレの作り方」「行政から的確な情報を入手するには」「地域を再定義してみよう」など、具体的なトピックから抽象的な問いまで、グループに別れてディスカッションします。

…と私はテラがおねむになってしまって、ここでやむなく退散したのですが、「おめでとう」「お疲れさま」「頑張ろう!」と言う思いを胸に帰ってきました。愛のあふれる心遣いに、感動した会でした。鎌倉でも去年から「かまわ」が活動を始めていますが、同じ湘南に、同じ思いをもって活動している仲間がいることは本当に心強い。TT葉山もかまわも、やっていることはまだ規模も小さいし、活動自体はイロイロなのだけれど、共通したビジョンに向かって歩んでいるのは変わらないし、ものすごいスピードで今つながってきているのです。

そう、このキックオフイベントの名前は「結ぶ・紡ぐ・繋がる」でした。この「繋がる」っていうのが、本当に大切だなと最近思います。鎌倉でも、長いこと自然保護などの活動を熱心にしてきた年配の方がたくさんいらっしゃる。でも広報(アウトリーチ)が上手じゃなかったり、組織が形骸化してしまっている場合も多々ある。一方、若い人たちはやる気はあるしコミュニケーション手法もたくさん知っているけれど、知識や経験は乏しい。だから地域の人材を活かして行くためには、今こそ世代や分野を超えて地域の人たちがつながりあっていく。それこそが地域がしなやかにシフトしていくための下地として不可欠だと思う。TT葉山のイベントはそんなことを改めて感じさせてくれました。

さぁ、具体的な活動はこれからですね。ゆっくり、でも着実に、つながり合って進んで行きましょう!