カリブ海、プエルト・ビエホへ

コスタリカの東側、カリブ海にある小さなサーフタウン、プエルト・ビエホ(Puerto Viejo)へ家族旅行に行って来た。コスタリカに住んでいる私たちは、3ヶ月に一度、出国して、また入国しなくちゃいけないという決まりがある。結構、面倒だけど、小旅行をかねていろいろ見て回る機会にもなるから楽しい。 で、前回は、北にある国、ニカラグアにイスラエル人のファミリーと出かけて文化都市グラナダを満喫したのだけれど、今回は、南に下り、パナマに抜けることにした。プエルト・ビエホは、パナマ国境から2時間ぐらいしか離れていないし、カリブ海側の要注目タウンだし、うってつけの小旅行デスティネーション。

途中、家から近くのニコヤという街で腹ごしらえ。美味しいものに遭遇する機会がコスタリカは残念ながら少ないけど、ここのバス停のスープはうまし!

首都サンホゼまでバスを乗り継ぎ、6時間。途中、頭が割れるんじゃないかっていうほどガタガタ道で大変だったけど、パパがネットでいいホテル(Hotel El Maragato)を予約してくれていた。メインの広場にあるのに、うるさくなく、朝食付きで4000円はアタリ!!!

サンホゼの街は、特段どーってことのない感じ。噂に聞いていた通りかな。でも新しくできたコスタリカ人友達も訪ねて来てくれて、久しぶりにアジア料理(中華&寿司!)も食べられて、久しぶりの街の時間を満喫。それにしても、街に出てくると、私たちはほんとに田舎に住んでるんだなぁ〜とあらためて感じる。

次の日、目的地プエルト・ビエホまで、さらにバスで5時間。かなりスムーズ。あっと言う間についてしまった感。ママはバスの中でスペイン語の勉強中。(テラ撮影)隣に座ってたエルサルバドル人のにーちゃんが親切に教えてくれたんだけど、日本語も勉強してて片言話せた。みんな勉強熱心で、日本大好きで、ほんとうに嬉しい。

さてさてカリブ海を見るのは、生まれて初めて!青い透明の海。そして黒人が多くラスタ・カルチャー、ちょっとデインジャラスと聞いていたけれど、Puerto Viejoは、もっとずっとレイドバックでシンプルで居心地のいい街だった。

一番、印象に残ったのは、その緑!私たちの住んでいる太平洋側のノザラという街は、今、半年ほど全く雨が降らない完全なドライシーズンで、木々の葉は落ち、一面が茶色。でもカリブ側はコンスタントに雨がほどよく降るので、あたり一面がジャングルで命が息づいていて、花の色も濃くカラフル。英語で言うと、ラッシュ(Lush)。ここは亜熱帯地域なんだなぁ〜と再認識。カリブ海側と太平洋側とこんなに気候と植生が違うとは、びっくり。だからこそコスタリカは生物多様性が豊かな国、というのも頷ける。

海沿いのダウンタウン(と言っても、2ストリートぐらい)にあるカラフルなお店たち。ビーガン、ローフード、オーガニック、ヨガ、メディテーションなどコンシャスな単語もちらほら。

泊まっていたのは、ドイツ人Kenさんの農場。この方、日本に住んでいたことがあり、日本語ベラペラの気さくなお兄さん。パーティー時代、遊んでいた時の共通の日本人友人が何人もいて、快く迎え入れてくれた。いやぁー、もつべきものは友よ。素晴らしいコネクションをありがとう、ステイシー!Kenさんの農場、ダウンタウンからちょっと離れてるけどいけない距離じゃないし、ウーファーや宿泊客も受け入れてますよ。ほかにも、Finca Intiとか、Finca Tierraとか、パーマカルチャー・ファームがたくさん!

Kenさんの農場のことはまた別に書くとして、プエルト・ビエホ。10年前ぐらいまでは、様々なトライブの先住民族が住んでいた場所。今でも彼らは山の奥に暮らしていて、その数、2万人ほど。カリブ海側のレイド・バックな観光デスティネーション、そしてパーマカルチャーなど持続可能な暮らしを追求する人たちの新たな暮らしの実験場として、ここ10年で飛躍的に外国人が増えたけれど、先住民族、ラスタ、中国人、インド系移民なども混じり合って、みんな仲良くリスペクトしあって暮らしている感じ。ちっこいながら、独特な多彩なカルチャーを織りなしている。

毎週土曜日恒例のファーマーズ・マーケット。 ノザラより活気があって、良い感じ。

山奥で家族と一緒に、木の実を拾い、アクセサリーを作って生計をたてているジェラルド。「たいしたお金にはならないけどね。カカオやバナナ栽培をやったほうが、よっぽどもうかるよ。でも僕はこうやって自然とともに淡々と生活していく人生を選んだんだ。お金はそんなに必要ないしね。あればあったで、考えることが増えるだけだ」

最後の日に泊まった、Casa Verde。一泊$48。サービスも良く、満足。

このエリアのおすすめは何と言っても、ダウンタウンから南に数キロいった、Playa Cocles、Playa Chiquita、それにPunta Uva。サーファーたちが自転車でぶらぶらして、のんびり。現地のココア農園にいってチョコレート作りを体験するツアーとか、マッサージとか、感じのいいレストランとかゲストハウスとか、オーガニック・ファームとか、よい感じでここ数年、発展してきている場所。ジャングルの中の、おしゃれなサステイナブル・リビング、ここに!という感じの、期待以上のプエルト・ビエホでした。

海沿いのジャングルで、ナマケモノも見れたよ! (写真だと分かりずらいかなぁ〜)