裸足の生活

descalzo = barefoot = はだし いつも裸足で生活している男がいる。靴をはいたことがない。コスタリカの今すんでいる街ノサラ(Nosara)は日本の田舎ぐらしに似ていて、歩くのは土か砂(ビーチ)かジャリ道かジャングルで(後者の二つは、靴なしは結構きついけれど)、ガラスなどの危険物が落ちてるわけじゃないし、まぁ靴がなくても困らないと言えば、そうかもね、と頷ける。実際、裸足の人もちらほら見かける。しかも暑いので、だいたいみんなビーチサンダル(英語ではフリップ・フロップス flip flops) を履いていて、どこかに脱ぎ忘れたり、子供たちは履き忘れて帰って来たり、まぁ、靴はあまり重要視されていない。うちの娘も何度、ビーサンをなくしたことか!!その度に怒られて、数日の靴なし生活を強いられる訳だけれど、さすがに学校からは「靴を履いて来て下さい」と言われて、また買いに行く始末、、、。

 

で、とにかく、その靴を履かない男は、本当にいつも靴を履かない。一応、車の中に、一足、何かの用のために靴が入れてある。でもノサラはとーてもリラックスしたレイドバックな街なので、一番高級のレストランやお店に出かけても、靴なしだからといって気を引くことはない。だから靴の出番は、ほぼ皆無。それで裸足マンに、インタビューしてみた。「裸足の生活、どうですかぁ〜?」

I feel Everything. I feel the Soil. I feel Good!

かなり調子が良さそうだ!私もなるべくそぎ落として原点に近づきたいほうなので、靴をはかない生活を、裸足マンとともにやってみる。靴を脱いで、、、(写真は、娘が撮影)

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一歩ずつ、、、、bf02

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さて今、靴なし生活5ヶ月目だけれど、うん!やはり別段こまることは、ない。汚れるか?と言えば、汚れる。でもチューインガムを踏んじゃったとか、ケチャップがベチャ、という汚れじゃなくて、土や草やホコリや(何かの糞?ということはあるけれど)そういうもの。

一番の心配は、トゲや釘などがささらないかと言うことだったけれど、これはたまにある。家で庭仕事をしていても、ジャングルの頂上にあるヨガ・スタジオまでのジャリ道を歩いていても、いろんな草花が生えているし、トゲや刺さるような草や虫がたくさん潜んでいる。チクッとか、イテッとかいろいろあるけれど、でも我慢できないほどでもない。しかも先ほど言ったように場所が自然体なだけに、釘とかガラスとか、そういう人工的な危険物は落ちていない。

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裸足生活をして分かったこと。地面への安心感が生まれる。もっと地面とその先をリアルに捉えて、意識を向けるようになる。そこはもう、靴が閉じてしまったブラックボックスではなくて、常に意識を向けてエネルギーを受け取る、いわば窓口となる。一歩一歩が恐るおそるではなくて、確かな歩みとなる。一歩の歩みに心がこもる。

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それから靴はかなくちゃ、靴どこだっけ?という煩わしさが生活から消える。室内と屋外の敷居が完全になくなり、どこも地続き、自由自在に行き来できる感じ。この感覚は大きい。フリーダムがさらにワンステップ深まった感じ!

一言で言えば、裸足生活。とても気に入ってます。これからも裸足で生活できるところに住み続けたいな、と思う。そして一歩一歩に心をこめて、大地とつながって歩んで行きたいな、と。

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PS. ちなみに「生活をシンプルに」という意味では、我が家は今年はインターネットをあえてひかずに生活してみている。すると、、、驚くべき効果がぁぁ〜。このことについてはまた書きます〜!

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