SFC Launch Partyのご報告


素晴らしい十六夜の月の光が眩しい夜です。今日は、先日、代官山+ING ATTICで行なわれたSocial Film Collective Launch Partyのご報告です。

どれぐらいの人が興味を持って来てくれるのか、当日まで分からなかったのだけど、直前のお知らせに関わらず28人が参加して下さった。制作者はもちろんのこと、視聴者として社会派映像に興味がある人などいろいろ。熱気ムンムンでした。



まずは、ゆうきによる、Social Filmとは?の話。貴重な資料映像を見せながら、見事にトーンセッティングをしてくれました。詳しいご報告は、中目黒サロンを主宰されている佐々木さんがブログに書いてくださっています。 Playing for Changeや、Submediaも要チェック。

ゆうきプロフィール:
名前:三上 雄己 Mikami Yuki
活動内容:abovo,fairwood partners,greenz,sfcなど
作品:「木の来た道」「London Art Report」シリーズなど
自己紹介:アート/音楽歴26年。パーティー歴23年。カッコいいものは全てロックと思って生きて来た。一番ロックなのは社会問題に関わることだと信じてる。っていうか、社会にもの申さずにロックとか言ってるな!



続いて、きいちによる、編集したてのG8への抗議行動をまとめた新作映像「この世界は誰のもの?」の初上映!Guerrilla News Networkもシェア。「ビジネス」と「自分たちのやりたいこと」のバランスを取ることなどについてトーク。

きいちプロフィール
名前: 木村 輝一郎 Kimura Kiichiro
活動内容:abovo / fairwood partners / sakkaku
作品等:「木の来た道」、洞爺湖サミットのドキュメンタリーを編集中。
自己紹介:パーティー好き。楽しい事が優先。
音楽に関わる映像を作ってきた。ここ数年社会への不満が限界を超え、社会的なテーマに踏み込んでいる。



松林くんは、イメージフォーラムで上映中のドキュメンタリー「花と兵隊」の予告編を上映。いかに少ない資金で旅をしながら完成させたかの秘話を披露。

松林くんプロフィール
名前: 松林 要樹 Matsubayashi Yoju
活動内容:撮影・編集など/ 三畳間deフィルム/Social Film Collective/
作品等:「花と兵隊」 八丈島の最終処分場の取材中「(仮)水と八丈島」
著書:『ぼくと「未帰還兵」との2年8ヶ月-花と兵隊制作ノート』
自己紹介:タイ・ビルマ国境付近に残った日本兵の映画を作りました。タイを拠点に、テレビニュース番組の撮影などをおこなっています。

ブレイクをはさんで、ディスカッションでは、「チベットチベット」監督の太郎くんが、「上演権つきでDVDを販売した」などユニークな配給と資金獲得の方法を披露。「助成金も足かせになると思っていたけれど、かなり自由度も高いので積極的に取ってチャンレジのステージを広げている」という話も。ドキュメンタリスト、瀬戸山玄さんからは、「ソーシャルフィルムはフィルムの内容というより、作る過程で作り手も意識が変わったり、場を作っているプロセスそのものではないか」というお話。

「ソーシャルフィルムを、もっと関心のない人に見てもらうには?」というテーマで話し合った際には「街中に気軽に映画が見れるカフェなどの場所があると良い」「見るだけでなく、見た人とのコミュニケーションの場が必要」など色々な意見が飛び出した。そして+ING ATTICでも、期間限定で「ソーシャルフィルム上映会をやろう!」という次なるステップにつながる嬉しいアクションのお話も!


オペレーター/テキスト表示をしてくれたのは、いつも頼もしい、隆太くん。
そして写真は、のりくんが撮影してくれた

あと当日、残念ながら来れなかったけれど、一緒に制作してきた、ぎぎまきのプロフィール。
名前: ぎぎまき
活動内容: Blog+Documentary “ブログメンタリー”という分野を開拓中
作品等: 新しい時代を感じさせる30代を取材中 [30aHEADS] http://greenz.jp/gigimaki
自己紹介:自然の中で踊るのが好き。音と一体になるのが好き。子どもが好き。ピュアでシンプルなものが美しい。社会の動きに、人々の選択に刺激を与えるダイナミックな映像メディアを創りたいと思っています。「祈りから始まる。だけどそれは始まりにすぎない。祈りでだけで終わらせてはならない。by 榎田竜路 rainmaker project」映像も同じだと思っています。

制作者、そして単純に興味があって来た人と、いろんな立場の人が入り交じっていて、話題はポンポン飛び、もっと一つずつのトピックを深めたかったという思いは共通してあったようだけれど、初回にしては万々歳の大成功のイベントだった。世界中に様々な問題が蔓延する中、一人一人がクオリティーの高い表現が出来るようになり、志を同じくするクリエーターと簡単につながれるようになった今、こういう動きが盛り上がるのは、当然なのかもしれない。

「バックドロップ・クルディスタン」という難民を題材にしたドキュメンタリー映画に撮影した大堂(映画学校で教えていた時の学生!)も来てくれた。久々の再会で嬉しい。イベント後に、Beautiful Islandsというドキュメンタリーが完成したことも聞いた。家の近所にも最近シネマアミーゴというカフェ兼映画館が出来た。みんな表現したり場作りしたりしていて、心強い。

Social Film Collectiveはまだ始まったばかり。制作者、視聴者とも(そんな垣根は全くなくて、この時代、みんなが表現者なのだけど)ソーシャルフィルムに対しての興味や理解を一層高め、数々の社会問題に対する認識やソリューションを広めて行けたら嬉しい。そのために色々アクションして行きたいし、自分の作品も作って行きたい。関心がある人で、メーリングリストを作りました。制作者同士の情報交換、面白い映像作品の紹介などしていきます。参加ご希望の方は、ご一報下さい。みんなで大きなムーブメントを作って行けたら、映像を社会変革のツールとしてもっともっと活用していけたら嬉しい。