ベルリン-変わる街、変わらない街

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berlin03.jpgドイツの首都、ベルリンに10日ほど滞在しています。およそ一ヶ月半の私のヨーロッパの旅は、ここが最終地点。「近代史で大きく揺らぎ、アナーキーで、アーティストがたくさん住んでいて、自由奔放な街ベルリン」というイメージしかなかったベルリンとは….

まず西ベルリン地区に滞在し、付近の市内に観光に行ってみると、近代的な建物がかなり目立ち、街中が良く言えば整然としていて、悪く言えばつまらない印象。ブランデンベルグ門は、1989年にベルリンの壁が崩壊した時に、世界的にテレビ中継されたあの有名な所。今ではワールドカップのファン・サイトになっていて、巨大なサッカーボールのオブジェや観戦用のスクリーンがあるのだから、なんと平和になったことか!近くには、ユダヤ人の迫害された歴史を綴ったホロコースト・ミュージアムが。たった70年ほど前におこった残酷な歴史を知り、一人一人が覚えておくためにも、この資料館は必見です。

そして学生やアーティストが住むという東ベルリン地区に滞在してみると、みんな自由で、クリエイトしていて、毎日をエンジョイしている雰囲気。カフェや大型ホテルやデパートが多い西地区とは全然違う。街中には、儲けなんて二の次の、個性的な小さなブティックが並ぶ。夜遅くまで道に椅子を出してビールを飲みながら、みんな夜な夜なおしゃべりを楽しんでいる。お金や将来の不安なんてここの人にはあんまり関係ないみたい?思ったよりも、よっぽどレイドバックなのには拍子抜けしたけれど、ここはかなり暮らしやすそうな所。聴くと、「東地区は資本主義に転換しても、外国資本があまり入ってこなくって、発展もゆるやかなまま。」

ベルリンの東地区は一種のロスト・ヘブン。この世に残された都会の楽園。というわけで、すっかりベルリンが気に入ってしまった私でした。(東地区の写真がなくて残念〜)でもこれって一種のサマーハイ?夏のヨーロッパは最高に爽やかで清々しくて、忘れがたい素敵な経験をどの街でもすることができたのでした。