無患子(むくろじ)の実に想う

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秋晴れの三連休!本当に最高のお天気でしたね。私たちは山へ海へ、鎌倉の秋を存分に楽しみました。土曜日は恒例の“無買デー”。ということで、今日は石鹸を買わなくても洗濯が出来ちゃう!というすごい植物、「むくろじ」のお話。
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鎌倉には「源氏山ハイキングコース」という、ハイキングが楽しめる3つのコースがあるのですが、山の中を分け入り我が家から20分ほど歩いた所に葛ヶ原神社という素朴な佇まいの神社があります。そこで出会ったのがこの「無患子(むくろじ)」の実。下の写真がその木で、昔は神社にはどこにも生えていた木だったんですって。「子供が患わないように」という思いを込めたネーミングですから、縁起が良いですよね。
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むくろじの実の中には硬く黒い種が1つ入っていて、羽子板の羽に使われているそうです。神社の前にディスプレイしてあったので、思わずそこら辺にいた子供と一緒にやってしまいました。羽子板なんてやったの何年ぶりかなぁ〜。そしてこの「むくろじ」。属名のSapindusは、ラテン語で「せっけん」を意味するSapoと「インド産」を意味する「indus」をつなぎ合わせたもの。果皮には多量のせっけん成分が含まれていて、こすり合わせると、ほんとだ、たくさん泡が出てきます!
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日本では100年前までは、これで洗濯をしていたというのだからびっくり。近くいたおばさんは「うちはこれで子供に、今でもハンカチを洗わせてるわよ〜」だって。今では大量の化学物質に汚染されてしまった私達の生活ですが、ちょっと前までは自然と共生し、身の回りの植物の力をふんだんに生かした生活があったんですね。患う子が無い地球を私達がもっと大切に暮らして行けますように…

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そんな母の願いをよそに、地球ちゃんはお日様を浴びてスヤスヤお昼寝。上の左の写真は、葛ヶ原神社の後に行った北鎌倉の円覚寺にて。ちょうど去年の今ごろ大きなお腹をかかえて、ここに紅葉を見に来たっけ。地球ちゃん、地球へようこそ。来年は、「むくろじ」の実を一緒に拾いに行こうかね。
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