瞑想を、民主化せよ!

東日本大震災から、今日で9年が経ちます。そして今や、コロナ感染の話題で一色の世界は、メンタルヘルス(心の健康、精神的な健康)対策が、どこも急務となっています。悲しいことに、もうカウンセラーとか、専門家に頼っていては追いつかないところまで来ています。じゃぁ、どうしたらいいかって?誰でもすぐに簡単に始められて、絶大な効果が科学的にも認められているものと言えば!

そう、瞑想です。

その瞑想を、何も中国やチベットの僧侶に弟子入りして、何十年も経験を積んだ大師匠だったり、ヴィパッサナー瞑想など、ある程度の期間、集中して励んだりした人だけでなく、「誰でも気軽に瞑想を教え合おうではないか!」と呼びかけているのが、私の瞑想仲間、瞑想の先生の一人、ジェフ・ウォーレンです。(ジェフのことは、ブログ記事 2018.2 瞑想のあれこれ+瞑想を教える人の手始めガイド(ジェフとの備忘録)もご参照のほど。)

ジェフは言います。「だってね、料理の専門家じゃないお母さんが、子供に料理の仕方、教えるでしょ。それと同じだよ」「教えると言うよりも、ガイドし合うと言う感じ」「ガイドに必要な素質は、ただ一つ、それは、、、、人間であること!つまりね、ほかの誰かのために、100%そこにいてあげる、ただそれだけの姿勢があればいい」

つまり専門家や研究者に頼らなくても良い。瞑想が好きな人が、近くにいる人に伝えていけばいい。

「瞑想デモクラシー!瞑想を、民主化せよ!」 ー ジェフ・ウォーレン

これは本当に、なるほどなぁー、そうだよなぁーと思いますね。私も、オンラインで学べる「瞑想ビギナーコース」を提供していて、とても評判がいいし、初心者にはおすすめですが、はっきり言って、ちょっとした順序やガイドするポイントを抑えれば、誰でもできること!と思っています。(笑)。

こちらの  「瞑想ビギナーコース」  、とても簡単に解説していて、おすすめです。瞑想の第一歩に、どうぞ!一緒に、瞑想に励みましょう。

こちらの「瞑想ビギナーコース」、とても簡単に解説していて、おすすめです。瞑想の第一歩に、どうぞ!一緒に、瞑想に励みましょう。

基本は「XXXに集中します。そこから意識が離れたら、穏やかにまた意識をXXXに戻しましょう」それだけ!とジェフは言います。そして100人いたら、100通りの瞑想法がある、とも。(繰り返しになるけれど、ここら変のことは、過去のブログ記事に詳しいです。「瞑想のあれこれ+瞑想を教える人の手始めガイド」)

「やってみると分かるんだけど、ガイドすることによって、自分の瞑想プラクティスもすごく深まるんだよ!」とも、ジェフは言うんですね。これはどんなプラクティスも同じだと思うけれど(ヨガだって、ピアノだって、料理だって!)、教えるのって、本当にためになる、自分の肥やしになりますよね。

つまり与えることは、もらうこと。お互いに得をする。お互いに成長し合う。みんなが上昇し合える。みんながつながり、お互いの人生をよくし合える。そんな関係性が部屋中に、地域中に、世界中に広がるんだ!と、ジェフ。(論理的ですが、結構、ロマンチックです)

そして瞑想ガイドに必要なのは、4つの要素と、ジェフは言います。

  • 集中力

  • 明晰性

  • 優しさ

  • 平衡、バランス

これはYouTubeビデオをぜひ見て下さいね。そしてチャンネル登録もお忘れなく!

確かにね、これは海外に暮らしていて思うのだけれど、日本って、禅発祥の地と言うこともあり、ある意味、権威主義のところがあるから、「若僧が瞑想を教えるなんて、とんでもない!」みたいな風潮がある気がします。私も「瞑想ビギナーコース」をリリースした時、「まだ数年しか、瞑想経験がないのに、けしからん!」みたいな、おとがめをもらったりしたこともありました。

でも欧米の人って、本当に体系化がうまい。「瞑想に必要な4つのステップ」みたいな感じで、スケールアップして、広めるのがとても上手なんですよね。もちろん質を保ちながら、もっともっと瞑想も誰でもがガイドし合って、(語弊を恐れずに言えば)軽い気持ちで広めていけば、最高に良いと思う!

もちろんね、瞑想のプロやお坊さんなどの存在もとても大事。プラクティスが深くなればなるほど、そういう方の教えや瞑想講師プログラムみたいなものの存在価値も高くなります。それはもちろん否定するわけでない、とジェフは強調しています。

ジェフが立ち上げた、カナダのトロントをベースにする ”The Consciousness Explorer Club”では、なんと!各地域コミュニティーで、瞑想サークルを始める “Community Practice Activation Kit “ と言うマニュアルも作って公開してくれています。(和訳したいなぁー。どなたか!?)

 

ストレス過剰の世界で、ますます瞑想の民主化が進み、メンタルヘルス対策がごくごく普通のことになっていくことを期待して!

私も今まで一人で瞑想したり、仕事でリードすることが多かったりしたけれど、もっとごく身近な家族から、大好きな瞑想をシェアしていこう!と思っています。みなさんは、気軽に瞑想をシェアするとしたら、どんな形で誰とシェアしたいですか?「えー私なんて、まだまだ!」と思った人こそ、数分からでもいいから、やってみましょう。

(さてジェフと家族は、ぜひ日本に来て1年間ぐらいワークエクスチェンジもしたい!と言っているので、ホストして下さる方がいたら、私までご連絡いただけたら、とても嬉しいです。瞑想を論理的にとらえている専門家で、「瞑想の民主化」と言うコンセプトを打ち出して活動している、とても知的かつ楽しくあたたかい方です)

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