Mindful Farmへ

一週間、Mindful Farmという別のファームに滞在してきました。チェンマイからバスに揺られること3時間、、、遠かったぁ〜

これでもか!というタイの田舎の村に到着し そこから徒歩で小川を渡り、畑を抜けると、、、

ひっそりと佇んでいるのが、Mindful Farm。 日本でいう「里山」。日本の田舎の30年前という感じでしょうか。

ここは元お坊さんだったタイ人の旦那さんピーナンと、日本人の奥さんののりこさんが手がけるオーガニックファーム。お二人とも、とても静かでピースで優しくて、その気がこのファーム一帯に漂っているような、ちょっと天国のような場所でした。

生誕7ヶ月の、野ばらちゃんも、ほとんど泣かない穏やかなベービー。

土壁の家作り、ガーデニング、そしてメディテーションを中心に学びに行ったのだけど、本当に大きな収穫があり、今、戻って来て3日ぐらい経つけれど、心の半分は、Mindful Farmにまだある、、、という余韻に浸っています。

朝は、午前6時に起床。 畑から新鮮な野菜や果物を収穫してきては、ご飯を作ったり

あぁー本当に美味しかったピーナンの料理!ご馳走さまでした。

テラの薪割り姿も、さまになってる! 火がある生活は、やっぱり良いね。どこにいてもこれからも続けていきたいな。

タピオカ+ココナッツクリームのデザートも、トロトロで美味しかったなぁ。

収穫されたばかりのピーナッツでピーナッツバターも作ってみました。

水は井戸からくみ上げ、それを特別の濾過装置に入れて飲む。 不便ではあるけれど、一日一回くんでくれば済むし、大切に使います。

土を耕す。種を植える。水をやる。成長を見守る。収穫する。水で洗う。下ごしらえをする。口に入れる。味わう。またそれを出す。たったそれだけのことで、忙しく生活していると、あっという間に通りすぎてしまう些細なことだけれど、命のサイクルの一つ一つに目と心を向け、ゆっくり感じながら生きると、どんなに平和でおだやかな気持ちで過ごせることか。

「マインドフル、って何?」と聞くと、ピーナンはこう答えました。 「歩くこと。食べること。話すこと。笑うこと。考えること。気持ちを動かすこと。呼吸をすること。全て一つ一つの体や心の動きを丁寧に行ない、観察すること。そして今に集中して、この瞬間を味わい、全ての物事とのつながりを感じて生きること。」

3年前、サティシュ・クマールが、鎌倉の我が家を訪れた時に教えてくれた 「暮らしの芸術」が、ここではごく自然に実践されていました。

「日本では原発再稼働のことで、たくさんの人たちが心を痛めている」と言うと、「完璧な世界はない。どんなことでも受け入れ、平常心でいられて、心を乱さないように瞑想を続けよう」とピーナン。

Mindful Farmでは、自分たちで食べる野菜のほかにも、水菜、ししとう、かぶの三種類の日本の有機野菜の栽培をして、バンコクのレストランに卸すことも始めています。写真は、水におしっことEM液をまぜた特別な液を、まだ小さな芽に丁寧にかけてやっているところ。なかなか有機栽培農家の手間と苦労を感じました。ボランティアがたくさんやってくるこのファームだからこそ、出来ることかも。

毎晩午後8時からは、メディテーションの時間。座って目をつむり、呼吸に意識を向けながら、すべての宇宙、地球、命、エネルギーとのつながりと循環を感じます。余計なことをあれこれ考えず30分ほど続けていると、心地よく眠くなるので、そのままベッドへ。BGMは、虫の声と木々のささやき。

Breath In... Breath Out....

滞在中ずっと、自分の細胞とすべての命が波のように同調して溶け合っているような不思議な、なつかしい、喜びに満ちあふれた感覚でした。少し前にTHRIVEという映画を見ていたので、「全てのものごとの循環」が、より良くイメージできた気がします。

Mindful Farmは決して広くない場所です。現代生活と比較したら不便で整っていないことも多いです。でも家族と数名のボランティアが手がけるのにはちょうどいい広さだし、すべてのものの循環が手にとるように見える、分かる、感じられるところ。Small is Beautiful. Human Scale。改めて、大切な考え方だと思いました。

そして近くの村まで徒歩で15分以上と人里はなれているド・ローカルな場所だけれど、世界中からこういう生活を学びたい人たちが集まって来る、ものすごくグローバルな所。話しの内容も、意識も、目指していることも、間違いなく世界最先端。どうやって情報発信しているの?と聞くと、WWOOF、Workaway、Couchsurfing, Facebookなんだそうです。時代だなぁ〜。

さてさてMindful Farmのすぐ後ろには、広大な森があって、ピーナンはそこに新たにメディテーション・センターと、日本人村を創りたいと意気込んでいました。6家族ぐらいがコミュニティーのように住めそうなところ。ここに学校も創りたいね、とか妄想は広がる、広がる、、、。どなたかご一緒したい方、いませんか? タイ北部、チェンマイに行く機会がある方は、是非ともMindful Farmへ。一泊150baht(およそ400円)で滞在できます。ホテルに泊まって観光するより、よっぽどディープな体験が出来ますよ!自分自身と、そして自然とつながり直す、素晴らしい経験をしに、土壁の家作りやメディテーションを体験しに、一人でも多くの方に訪れて頂きたいユートピアです。

そして最後にピーナンに言われた言葉。 「Continue your meditation」続けたいと思います。 Big Respect and Love to Mindful Farmers.