セクシャリティー・リトリート、SHINEを終えて

第一回目コスタリカで開催された、セクシャリティー・リトリート”SHINE”。前日に3年間別れた彼との辛い別れがあったり(!)、その彼が担当するはずだった食事作りをしませーんと直前になって言いだしたり(!!)、なんとも(個人的には)チャンレンジニングなリトリートでした。

culture04.jpg

でもだからこそ、女性の底力!?を体験。そんな時にこそ、自分の「使命を全うする強さ」とか、「コミットしたことに最後まで責任を持つこと」とか、まわりを信じてサポートをお願いするという「弱さを開示する強さ」とか、困難な時にこそ「自分の感情とニーズにコネクトすることの大切さ」とか、いろいろな勉強もさせていただいたリトリートになりました。

al05.jpg

 

そしてとにかく、「Hold Space」ということ。目の前の命に敬意を払い、100%、いや全存在の1000%をかけて尽くせるか、寄り添えるか、心から大切にできるか、というものすごく良い学びをさせて頂き、最後までやりきった自分にささやかな自信をまた積み重ねることが出来たのでした。自分を大切にし、どんな逆境でも人や環境のせいにすることなく、自分の信念にそって生きる、という威厳ある生きる姿勢女性ならではの配慮、優しさ、おおらかさ、受容力。これが成し遂げられる!という自信がついたことが、私をSHINE、輝かせることになったのだなぁー。

来ていただいた方も、それぞれに色々抱えながらも、ナトリシュカ先生の教えを真摯に受け止め、普段やりなれていないことにも積極的に挑戦し、居心地の悪さを感じながらも、じっくりと内側を覗き込み、それぞれが次のステップにつながる何かを、大自然に囲まれた非日常の中で掴みとった、そんな一週間になったように思います。

float04.jpg

お伝えしてきたことは、ここでしか学べない!という自負があって、そういうコンテンツを一週間の中で展開できたことは、何よりの喜び。この哲学やプラクティスを、さらに多くの女性たちと共有したいという思いを再確認しています。

「セクシャリティー・リトリート」って何のことやら?って感じかもしれませんが、「自分をとことん知り、受け止め、愛し、本物の自分を心から生きる!」それに尽きますね。

float00.jpg

簡単にリトリート内容を(備忘録としても)ご紹介:

1日目:テーマ: FEAR 不安

2日目:テーマ: PLEASURE 快楽

3日目:テーマ: CREATION 創造

4日目:テーマ: RE-PROGRAMMING 再定義

5日目:テーマ: PERSONAL POWER 自分の力

6日目:テーマ: PLAY 遊び心、探究心

7日目:テーマ: LEADERSHIP リーダーシップ

毎朝:6-6:30  マンドフル瞑想、7:30-8:30 ムーヴメント、ダンス、ヨガなど

al04.jpg

1日目:

テーマ FEAR 不安

祭壇を囲んでのオープニング・サークル。心から話し、セルフ・ケアの時間をとり、守秘義務を守るなど、最低ルールの話を共有。参加者の方たちには、エッセンシャル・オイルのマッサージオイルと、ヨニ・ミラーをプレゼント。これで自分のヨニをじっくり観察するのです。

culture02.jpg

2日目:

テーマ PLEASURE 快楽

海(水)は全てを受け入れ流す、女性性のエネルギー。ということで、快晴の中、南ギオネス海岸のタイド・プールへ。みんな思い思いに海水に浮かんで力を抜いた後は、「あなたの心を満たすもの(あなたの快楽とは?)」という問いに、全員で砂浜にアートワーク。

 

滞在先に帰ってきてからは、「WHO AM I? 私とは誰?」というワーク。名前、職業、心を満たすもの、苦しみ、人生とは、死とは、セックスとは。そしてそれにどういう思いを抱いているか?を書いて発表し合う。その後は、自分のエネルギー、バイブレーションを絵にするというアートの時間。

al06.jpg

3日目:

テーマ  CREATION 創造

「自己肯定感」を高める日。朝はナトリシュカのダンス・ムーヴメントのクラスでスタート。これがまた日本人女性の方たち、やったことない!と言うほどの腰やヒップの動きで(笑)。こんな風に自分の体って動くんだねーという新たな経験。

 

朝のセッションは、「破壊と創造」。新しい自分を創り出すためには、どんな過去や思い込みを捨てなくてはならない?ジャーナリングして紙に書き出し、祭壇へ。後日、これを燃やして灰にした。感謝して意味をもたらしてあげて、手放す。それから、何を呼び込むか。自分がこうありたいということを、三つ書き出す。I AM。

float02.jpg

4日目:

 

テーマ  RE-PROGRAMMING

 

再定義

 

 

 

 

自分の可能性を遮っている古いパターンや思考がはっきりして、手放したあとは、新たな自分を再定義する必要性がある。ナトリシュカからは、彼女がどんな「自己愛」のプラクティスをしてきたか、「鏡を見て、毎日、あなたを愛している」と言い続けたことや、インナースマイル瞑想を学んだ。

 

 

al03.jpg

5日目:

 

テーマ PERSONAL POWER

内なる自らの力

 

 

 

自分が欲しているものは、どんな風に手に入れる?私の人生の舵を切るのは、私!という当たり前の感覚に目覚める。そして、自分のヨニの絵を描くヨニヨガ・アート。さらに自分のヨニに名前をつけて、新たな関係性を構築した。これで一人一人、自分のヨニとのおつきあいが始まる!

 

 

 

 

 

 

laby02.jpg

6日目:

 

テーマ PLAY

 

遊び心、探究心

 

この日は、滝に行く予定だったのが、雨でやむなく中止。そのかわり、参加者一人一人とのディープなプライベート・セッション。そして午後はブレスワーク。リトリート中は、マインドフルネスとそれを司る呼吸へ意識を高めること、このことを強調しすぎることはなかった。

美しい夕焼けを見ながらの、ラビリンス・ウォークでは、一人一人が新た決意を胸に、静かに力強く次の一歩を歩み始める。

float01.jpg

7日目:

テーマ: LEADERSHIPリーダーシップ

 

 

 

最終日は、聖なるタイド・プールにて、自然との調和を感じる時間。一人一人がリーダーとなってこの意識を世界中の女性たちに伝えていく。そんな力を身につけ、シスターフッドのつながりを体中に落とし込んで、リトリート終了。

 

夕方のセッションは、ヨニヨガ講座と題して、日本にいる女性たちにもシェアリングの機会を広げました。ナトリシュカが続けている「ダオイズム・フェニミン・アーツ」のプラクティスの数々、そのメモ書きです。

 

<ヨニヨガ講座1回目> ヨニの解剖学、胸のマッサージ

al02.jpg

ヨニ=女陰、または子宮。ヨニの解剖学をみんなで学習。自分の大切な体の部分なのに、知らないことが本当にたくさん!だから自分の体をちゃんと知ろう、自分のヨニと付き合いを始めよう!これはとても大切なメッセージ。

それから快楽について。ダオイズムでは、オーガズムはただ「いく!」というものではなくて、氣(生命エネルギー)を生み出し、内臓の働きを整えるものと考えられている。だからこそ、快楽を追求することはとても大切。さらにダオイズムで一番大切にされているのは、「自然との調和」=内なる自然において、心と体とスピリットが一つにつながっていること、すなわち、今ここにあること。”MINDFULNESS is the #1 therapy to cure sexual disfunction” (性的な悩みに一番、効果があるのが「マインドフルネス」)ということは、大きな学び!

快楽を極めるには五つのステップがあり、それは 1. 思考、2. 呼吸(プレゼンス)、3. クリトリス(快感ポイント)、4. 潤滑(ぬれること)、5. 挿入。全てが整ってはじめて、快楽、感覚、つながりが生まれる。(たいていの場合は、1〜4はおざなりで、即挿入)

オーガズムとは?膣の収縮、精子を上に上に吸い込む動き。女性自身がもっとイニシアティブをとってコントロールしていくことが大切。人任せにしない、男性任せにしない。自分で権限を持って、投げ出さない。それから男性でも女性でも、オーガズムにはPC筋(骨盤底筋)が大事。オーガズムのためだけではなく、自分自身の氣を高めるためにも。

男性はオーガズムでエネルギーを放出する(だから貯めておく、というプラクティスもある)。女性の放出は生理。オーガズムの場合は、エネルギーを受け取る、吸い上げる。

胸のマッサージ:3つのやる理由。1.  セルフケア、自己愛 2. 自己肯定感 3. 乳首とクリトリスはつながっている。その間の腺(分泌活動を行う細胞の集まり)や内臓へも影響するから。おっぱいマッサージは、YES! 授乳やセックス・シンボルではなく、自分の存在を世界に提示する体の大切な部分。大地と天からのエネルギーを受けて、自分の胸をマッサージする(毎日、朝晩とやる。これは本当にきく!)

 

 <ヨニヨガ講座2回目> 

クリトラル・フラター、アップワード・ドロー

al01.jpg

クリトラル・フラター…快楽のツボであるクリトリスに意識を向け、筋肉や血流などを感じるとともに、セクシャル・エネルギーの活性化をはかるボディ・ワーク。

なぜこれをやるか?理由1. 思考と感覚を結びつけ、調和をもたらすため   2. 血流をもたらすため 3. 気持ちいいから!気分や自分のエネルギーを変えられるから(誰かに会うとか、チョコレートを食べるとか、外に刺激を求めない。自分が自分にあげられるエスプレッソ・ショットのようなもの!)

普段は意識していないところに、マインドフルな意識を持っていく訓練をすることによって、微細な感覚を味わえるようにしてみよう。そこに行けない女性がなんと多いことか!

方法:吐く息とともに、クリトリスの上側の周りのヒダを蝶々の羽のようにひらひらと5回、動かす。この時、骨盤底筋、お尻、膣の入り口、お腹の筋肉などは動かさず、すべてリラックスさせて。動かすのは、クリトリスの上側の内側の筋肉。すごく微細だが、感じられるように、感受性を高めていく。時間をとって、ゆっくりと、何回も。

アップワード・ドロー…ケーゲル体操をベースにした、骨盤体操。性欲や性器への意識がさえ、セックスに限らずオーガズムを迎える人生をおくる鍵ともなるエクササイズ。上がっては下がる、谷型オーガズムをコントロールできる。特にマスターベーションの時にいい。

なぜこれをやるか?オーガズムを誰か任せにしないために。自分でオーナーシップを主張するために。自分の生き方は自分で決める!みたいな感じ。さらに、お産をした後や高齢期の膣やゆるみの解消のため。

どんなシチュエーションでプラクティスするか。1.セクシャルな感じではなく、ただ単に意識をそこに持っていけるように。ヨニヨガ  non sexual way 2. masterbation + meditation = metabation マインドフルなマスターベーション 自分の快楽に入り込んでいく神聖な時間に実践  3. それができて初めて、パートナーとの時間で実践してみる with our partner。

方法:膣口から子宮頸部までを3階のエレベーターのようにたとえて、吸う息とともに1,2,3とエネルギーを吸い上げる。ケーゲル体操は1階しか扱わないけれど、このエクササイズでは3階までのまわりの筋肉をすべて使う。ジェード・エッグを使うこともできるけれど、何もなくてもOK。

 

<ヨニヨガ講座3回目> 

インナースマイル瞑想、ボトム・キス

laby01.jpg

インナースマイル瞑想…… ポジティブなエネルギーを体中に充満させる、自己愛を高めるためのベーシックかつ効果的な、道教につながる古い瞑想法。自分の内側のエネルギー、氣を整えるためにする。丹田のあたりに丸いお椀のようなものをイメージし、このタンクをいっぱいにしていく。まるで銀行口座のように、「愛の口座」を満タンにしていく。

方法:自分に快楽をもたらした場面(セックスじゃなくても、美味しいご飯を食べた時や、心が満たされた場面ならなんでも)をできるだけ詳細に、その時のエネルギーを思い出し、眉間の前にスクリーンを見立てて、そこに映し出す。状況をリアルに再現することが鍵。吸いながら、その満たされた感覚やエネルギーを第三の目から取り入れ、次にウジャイ呼吸で吐きながら、そのエネルギーを、丹田に作り出したお椀の中に落としていく。まるでねっとりとした蜜のように、一滴一滴、お椀の中にいい氣を蓄えていく感じ。あたたかいエネルギーが少しずつ蓄えられていき、お腹の中が次第にあたたかくなっていく。そのうちエネルギーはお椀からもれていき、体全体にいい氣が溢れ出していくように。エネルギーが体の中に充満するのを感じ、顔には笑みを絶やさずに。

なぜやるか?理由1。ホルモンのバランスを整えるため。理由2。自分自身をいいエネルギーで満タンにしてあげるため。外側の何かに頼るのではなく、自分自身で高質な氣を蓄えるために。理由3。創造エネルギー、性的エネルギーを高めるため。

ボトム・キス…..呼吸とともに会陰に意識を向け、ルートのチャクラを活性化する、どこでもできる呼吸瞑想法。吐きながら、お尻の穴を緩める。

効果1。緊張感をゆるめる、体全体のストレスを手放す  2。オーガズムの質が高まる。収縮してはゆるめて、その繰り返し。山のオーガズムではなく、谷のオーガズム。3。解放の力が増す(女性が水をリリースする時と同じ)

方法:お尻の穴を締めてみたり開いたりして、準備体操。その後、体全体の力を抜きながら、息を吸いこむ。吐いて、お尻のまわりの筋肉をゆるめる。お尻の穴がぺったりと椅子や床につくようなイメージ。その繰り返し。アップワード・ドローのエクササイズをやった後にすると良い。

<ヨニヨガ講座4回目> 

3日間の復習と全てのプラクティスの実践

last01.jpg

胸マッサージ、インナースマイル瞑想、クリトラル・フラター、アップワード・ドロー、ボトム・キスがフル・プラクティス。5分かけて全てのプラクティスをしてもいいし、1時間かけてもいい。

自分のヨニに名前をつけよう!汚い、ふしだら、みっともないという意識ではなく、神聖で尊い、素敵なものとして扱ってあげよう!


ざっと駆け足ですが書き上げると、今回のSHINEはこんな感じでした。ほかにも海辺のカフェでランチしたり、サーフィンに出かけたり、街中で買い物を楽しんだり。そして夜な夜なのガールズトーク。かけがえのないキラキラした、自分の女性性にフォーカスするまたとない貴重な時間だったね。天候の都合や、こちらの不手際でできないことも多かったけれど、参加者のみなさんはそれこそ大らかに、go with the flowで対応して下さって、その懐の深さと優しさにありがたい限りでした。

beach02.jpg
culture06.jpg
culture01.jpg
last05.jpg

ありえないほど大切なことなのに、ありえないほどないがしろにされてきた、女性性やセックスに関しての考え方や意識。これからもさらにさらに深く楽しく分かりやすく多くの女性たちとともにワークをしていきたい!と思っています。自分らしくマインドフルな人生を送る平和な女性たちを増やしていくために。

感謝して ナトリシュカ&ここ

laby03.jpg
float05.jpg
las05.jpg
laby05.jpg